てぃだ

団鬼六 少女縛り絵図のてぃだのレビュー・感想・評価

団鬼六 少女縛り絵図(1980年製作の映画)
3.3
追悼、小沼勝第3弾。
ていうか
この人いったい何本撮ってんだw

やっぱりこの人は
「縛るジャンルの人」
のイメージがあるんだけど
はい鬼六もの。

このジャンルは
金持ちも一般ピープルも
裸になればみんな同じ。
結局カッコつけても1動物でしかない。
みんないつか死ぬし。
お腹は空くし
食べれば出すもん出すし。

的なみんなが被ってる社会的な化けの皮
を全て引っぺがして
同じ土俵に突き落とすところに
面白さがあると(個人的には)思っていて
正にそれ一直線みたいな話。

しかしあのお店の主人と
パートナー?
ただの趣味仲間みたいなもん
と思いきや
少女のために復讐?に乗り出すのが
何だかとても優しいなとか思ったり

最後あたりの蝋燭の火が二つになる
みたいなショットが
あぁこれを撮りたいがために
作った写真なのか
と思える感じで決まってたと思ふ。
てぃだ

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