団鬼六 少女縛り絵図の作品情報・感想・評価

『団鬼六 少女縛り絵図』に投稿された感想・評価

『コレクター』ものだが、一度は死のうとしたが死にきれず、SMに溺れ、生に執着する少女を描いて、谷ナオミとは違った「世界を小沼は引き出した。
3.3

追悼、小沼勝第3弾。
ていうか
この人いったい何本撮ってんだw

やっぱりこの人は
「縛るジャンルの人」
のイメージがあるんだけど
はい鬼六もの。

このジャンルは
金持ちも一般ピープルも
裸になれ…

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これはかなり良い。春画を研究している冴えない大学教授が夜雨に濡れて踏切に飛び込む少女と出会って緊縛の道へ…少女のバックボーン一切説明ないのだが全く問題ないし、緊縛場面の点光源の画面がかっこいい。

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いけ
-
交番を通り過ぎた後の表情一発でわからせる。剃毛や縄の擦れ合う音が聴覚面で受動的身体の緊張感を醸し出す。

土砂降りのなか踏切のむこうから自分の腕の中に飛び込んできた自殺未遂の少女。この出会いからして素晴らしい。魂が空っぽかと思いきやSMだけでなく愛・嫉妬にも目覚める少女。黄色いバラの花束、秋刀魚の塩焼き…

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ヒネり全くなしでラストズッコケる。しかし小沼勝の引きの構図での終盤あたりの濡れ場にはただならぬ狂気を感じる。
一
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SM関係の構築が初々しく丹念に語られていて好き。監禁調教される早野久美子を縄で縛ったまま街に連れ出し、ヒヤヒヤしながら交番の前を無事通り過ぎたあとの、江角英明の嬉し泣きしそうな顔。関係が確かなものに…

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csm
4.0

改めて小沼監督のSMは丁寧だなと襟を正す。調教を経て廃墟のような建物から出てくる縄にコート羽織った早野さんと江角さん、交番を通り過ぎて2人の仲を確信し公園でトレーニングする女子集団に遭遇、その集団を…

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春画の研究に没頭する中年男(江角英)が、自殺未遂を図った少女(早野久美子)との出会いをきっかけにして、性的調教の歓びを覚えていく。サドマゾ心理をシンプルに描いている、日活ロマンポルノ。

SMプレイ…

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