オーウェン

少女のオーウェンのレビュー・感想・評価

少女(2016年製作の映画)
2.9
原作は読んでないけど、湊かなえさんなのでイヤミスなのだろうと思っていた。

冒頭から危うい雰囲気たっぷりで、明らかにいじめられている少女から、才能ある小説のための下書きを教師から盗られるだとか。
そういった不満が頂点に達したとき、人の死を目の辺りにしたいと願うようになる。

もう悲劇が起こるのが手に取るようにわかるが、他にも介護問題や、家庭内暴力などの出来事が山積み。

ラストはある意味でハッピーエンドでありバッドエンド。
無機質な表情を見せる本田翼が思いのほか世界観に合っていたのが印象的。
オーウェン

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