耳が聞こえない女の子。いじめてた男の子。
加害者側のその後の苦悩と、女の子の苦悩。
川から飛び込むのとか、男の子を好きになるのは少しファンタジーかもだけど
一人一人のキャラクターが立ってて、それぞれの感情がダイレクトに伝わってくる映画だった。
生と死を、逃げずにちゃんと描いてる作品は、心にくるものがある。
一つのことに悩んで、自分のせいだって考えすぎて自殺しようとするのは、すっごいリアルに感じた。
トラウマやPTSD。根深い問題。
最後光で終わってよかった。
バツ印が顔に被さって、見ないようにしてる人を表現してるのは、表現としてエッジが効いててかっこよかった。
視線をカメラワークで魅せるのも鮮やか。
後半涙止まらなかった。