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映画 聲の形のtomoのレビュー・感想・評価

映画 聲の形(2016年製作の映画)
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作品を見ながら自分が小学生だった頃を思い出そうとしつつ、もしその頃自分のクラスに障害のあるコがいたらどう接していただろうかと考えました。

これは大人になったから言えることだけど、子供の頃って本当に世界が狭かったなって……学校がある意味自分の世界の全てだったかも💦その時の心の傷って大人になってからもずっと影響し続けたりするよね😔

イジメは絶対にダメ!!って前提ですが、いじりとか、からかっただけ、とか曖昧な部分がある場合もあると思う。でもそれは本当に仲が良い友達同士とか仲間うちとか限定された関係性の中の話だったり、それでももしされた方が不快に感じたり傷ついていたらそれはもうイジメにあたる行為の入り口になっていきかねないと思う。でそういうことがわからない人間は悲しいけど一定多数存在する。それは学校だけじゃなく、社会に出ても、大人の世界だって存在する。
石田くんの小学校時代にしてしまったことはバカだったと思うけど、子供だからどう仲良くして良いかわからなくて照れもあったのかなと思った。むしろ周りのクラスメイトの方が気になったな。植野さんとかって自分が中心にいないと気に入らないタイプ?みたいな💧あと担任の先生は結構無能なのかなって。まぁ それぞれのキャラにいろいろ思うところはありますが……
永束くんのキャラには救われるよね🥹ポジティブでいいわ✨✨



この作品は悪い作品ではないけど、どうだろう……
救われるところのある話だからやはりアニメだし、それが良いのだろうとも思った。現実はもっと残酷だったりする場合もあると思うから😔
現実が残酷な展開があるからこそアニメや映画にそこまでリアリティを求めなくてもいいとも思う。この作品を見た時、面白かったか面白くなかった、の二択だけじゃなく、この作品に出てくるいろんな人の立場にたって考えたり、想像したりすることが大事なんじゃなくかなと思う。小学生の時の同じ空間、同じ時間を過ごしたもの同士でもあれだけ感じ方や考え方や捉え方が変わってくるんだと。
多くの人が想像力をはたらかせて周りを思いやることができたらもっと、きっと今より優しい世界になるはず。そう思いたいです。


とくかく、イジメはダメです。
犯罪レベルのイジメもたくさんある。
心の殺人です。
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