かいりや

映画 聲の形のかいりやのレビュー・感想・評価

映画 聲の形(2016年製作の映画)
4.0
中学生の頃に見るのと二十歳になって見るのでは感じ方が全然違った。
中学生の頃見た印象は「石田くんの贖罪の物語」かと思ってたけど、今見ると「伝えることと理解することの難しさ」を説いてるように思う。それはもちろん石田くんに限った話じゃなくて、ゆずるの姉思いに行動することで、目を向けたくない物事から逃避するような行動であったり、他のキャラたちも難しい、向き合いたくない物事から逃げてるように思えた。(石田母は違うが)

しょうこのお母さんと河井さんと上野さんは「他人を理解するには相手と同じ視点に立つしかない」ことを見てる人にに伝えるためのキャラクターだったのかな?結果的に石田くんは、自分と関わりのない他人を見られるようになるわけだし、
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