sakuraの母

映画 聲の形のsakuraの母のレビュー・感想・評価

映画 聲の形(2016年製作の映画)
5.0
子供のやること、では済まされる問題ではない人の通る道。
私は川井さんタイプで小学生の時八方美人で学級委員長だった。しかも良く泣く。当時陰口は徹底して言わなかったけど、なぜかB型の設定だし、あれ?私?と思うほどだった。心底自分が気持ち悪いのに気がついたのが中学2年の時、八方美人をやめたら親友ができはじめた頃。皆好きは一人も好きではない。皆から好かれてるは誰からも好かれていない。私は親から愛された記憶がなく、外で愛情を求めていた。劇中の台詞にもある、皆必死だった。
今娘が小学生で本当に狭い世界に閉じ込められている。お友達の言動で一喜一憂する時もある。広い世界に出た時どうなるかは娘次第だなと思った。大人の役割も考えさせられるけど、大人ができることなんて微々たるものと育児をしていて痛感する。
必死だった自分の黒歴史=青春を痛感★五つに決まってる。
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