映画 聲の形のmamekoのレビュー・感想・評価

原作を全く知らず、ただ耳の不自由な子と男の子の物語なんだろうというぼやっとした想像で映画館に足を運びました。

結果は期待以上で、何回も泣かされるシーンがあり、胸が苦しい場面も多々ありました。

それだからこそ、彼らが見ている景色はとても美しい。

石田の、周りの言っていることが全て悪口に聞こえてしまう気持ちなど、誰かしら学生時代に人間関係で苦しんだときに経験したことが細かく表現されているからこそ、一つの物語と片付けられないような、わたし自身も登場人物と一緒になって考えさせられる映画です。