このレビューはネタバレを含みます
聴覚障害者の音にならならない声を聞く話かと思ったら、健常者の人の音に出さない声、意思というのも「声」なんだ、ということで、ハッとさせられた。
なるほどなぁ〜と思ったんだけど、町山智浩さんの解説を聞いて、この作品が片手落ちということにも、納得した。
マイノリティの扱い、聖人君子のように描くことにより、彼らにそれを押し付ける、彼らの本当の声を蔑ろにしている、確かにそのとおりかもしれない。
しょうやの解放だけじゃなくて、しょうこの解放まで描けば、上野さんも解放されてもっと良い作品になったかも。
映画その他ムダ話
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