たちばな

映画 聲の形のたちばなのレビュー・感想・評価

映画 聲の形(2016年製作の映画)
3.5
難しい題材だなーと思った。
何とも言えない。ただ考えさせられる。
人の為を思うことってなんだろうとか、
誠実さって、謝罪ってなんだろうとか。
人の顔にバツが描かれているのは、
この人と向き合うのやーめた、ナシナシって、そういうバツかな?
だとしたら、何となくそういう感覚あるよなーとか思いながら。
子供だからと全て許されるわけではないけど、
子供ってすごく残酷なことを言ったりやったりするものでもあるし、少なからず経験のあるシーンもあったりして、他人事ではないというか。
誰が正しいとかそういうことでは片付けられないもので、ずーっと、モヤモヤしながら観ちゃう感じ。
皆仲良くできたらいちばんいいけど、それは綺麗事でね。
傷つけた側は忘れても、傷つけられた側は一生忘れないもんなーと思った。
謝ったからって許されるものでもないし。許される為に謝るわけでもないし。
謝ることで慰められるのかっていうこともあるし。
いやー、難しい。激ムズ。