ぐちやま

映画 聲の形のぐちやまのレビュー・感想・評価

映画 聲の形(2016年製作の映画)
4.2
小学生の頃の経験ってその後の人生にとてもとても影響を与えると思う。
今思い返すと、自分の自信のなさや自尊心のなさは10代の多感な時期の気持ちを引きずっているように感じる。
主人公も同じように10代前半の記憶を引きずっていて、それとどのように向き合うのか、自分を好きになるかの物語。
聴覚障害はあくまで物語のエッセンスとして使われているだけなので、感動ポルノ感がない。
あくまで主人公の成長に着眼しているところが良い。ラストのカタルシスが秀逸。
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