百団大戦（1940年8月-12月）の最中に起きた、日本軍による監禁強姦の犠牲になった少女たちについてのドキュメンタリー。
ガイサンシーは山西省いちの美人という意味。
その評判を聞きつけて、日本軍がさらいにきたとの話が出てくる。
ほかのかたのインタビューと合わせて考えるに、八路軍に参加している将兵の家族を逮捕・監禁し、その際に拷問＝強姦が行われたっぽい。
お腹に溜まった異物を出すために、パン生地を伸ばすような棒を使ったという耳を塞ぎたくなる話も。
その部隊にいたという日本人の証言もあった。隊長がめちゃくちゃやってたことは周知の事実だったようで、戦争犯罪のメカニズムも見せつけられる。
監督さんは左翼系ジャーナリストということでいいと思うんだけど、バランスが良いと思った。
面白かった。