題名を訳すなら、永遠なんてない、って感じになるんでしょうか。そのまんまですが、永遠ってあるのかな……というのが今作のテーマです。
人気脚本家のミアは自身の経験を散りばめた胸キュンな映画を何作もヒットさせています。しかし一度は婚約までしたイーサンと破局してからは鳴かず飛ばず。ついには脚本家を交代させられそうになります。そんななか同窓会でイーサンと遭遇。最初は意地を張り合ってお互いにキツくあたってしまうものの、徐々にわだかまりが消え、ミアの脚本にはキレが戻り公私ともに絶好調。そんななか、イーサンはミアに嘘をついて台湾に行ってしまいます。
作品自体はミアのインタビューシーンから始まります。作品で反響の多いシーンを流してから、実はそれがミアの実体験であることをフラッシュバックでみせるのがとても素敵でした。あれもこれも全部イーサンとの思い出であることを見せることで、2人がどれだけ想い合っていたかが客観的によく分かります。そして最後もインタビューシーン。大きな驚きはないけど、とても心温まるラブストーリーです。