もやマン

ザ・ボーイ 人形少年の館のもやマンのレビュー・感想・評価

ザ・ボーイ 人形少年の館(2016年製作の映画)
4.0
何これめっちゃ面白かったんだけど。

シッターとして雇われたのに、着いたらまさかのお人形を我が子のように扱って暮らしてる激ヤバ老夫婦だったんですよ〜。
扱うというか、老夫婦にとっては本当の我が子だった。
その夫婦が旅行行くと。
その間、この子のことよろしくネ♪って。
こわ。
夫婦がいなくなった瞬間から、グレタは人形に布かけて見えなくして、ワイン飲んで本読んで、食材とか配達にくるお兄さんとも仲良くなってね。優雅に過ごすのよ。
そしたら、風呂入ってるときとか、寝てるときとか、物がなくなってたり移動してたり、明らかに人形が生きてるようにしか思えない現象が起きて……。てんてんてん、ですわ。
ホラーきたと思ってたら、実は主人公グレタに、感情移入できるいい過去があってね〜。
ホラー展開だと思いきや、まさかのお涙頂戴で進んでいくのよ〜。
人形可愛がりモード。気味悪がってたのに、大切にしだすグレタ。

そこからねー。
元カレが乗り込んできたりねー。
いろいろありましたー。


面白かった!!
テンポよく駆け抜けていったし、過去にワケありのグレタに感情移入できたおかげで、人形がアレされたときはかなりショッキングだったし、その直後はもう、恐怖と混乱で、目の前の現実を理解できなかった。そして興奮した。
脳汁でた。電撃走ったわ。

ホラーあんまり見てこなかったから、もしかしたら一般的にはありきたりな展開なのかもしれないけど、僕はかなり楽しめた。
脳汁サイコー!
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