めちゃくちゃ怖かった。吐き気催すレベルでじわじわ精神やられます。
最初の方まではそこまで怖くなかったんだけど、終わりに進むにつれ怖さが増して増して最後にどんと押し寄せてくる感じ。
ホラー映画としてこの映画の評価できる点は恐怖を煽るような非現実的な物体などは実際にでていなくてもたしかに恐怖を与えた点。
目に見えないものこそ恐怖の元凶だと信じ込み翻弄されていく人間の心情、行動をじわじわと描いている。そして決して大げさではなくても気味の悪い演出を重ねることで本当に恐怖を感じました。
血もそんなに映らなかったかな。
そして影と光の写り方を非常にうまく利用していた点。最後のシーンを見て特にそう感じました。影と光を美しく利用することでどんなイメージを観客に与えられるのか監督はよく理解している方なのだと思います。
本当に気持ち悪くて怖かったと感じたのでホラー映画としてはスコア４点つけたいのですが個人的に好みではなかったという点で3.6点にします。
