ヘチマさんの映画レビュー・感想・評価

ヘチマ

ヘチマ

風の奏の君へ(2024年製作の映画)

3.3

サントラ、生活音や自然音など、すべての音が魅力的。

内容は王道そのものだったが、弟の成長物語としてみると見応えがあった。

ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

3.6

終わり方が至高。

少年少女の物語はどこまでもピュアで残酷だった。

好きとか嫌いとか、シンプルな気持ちで何だってできるのが子どもなんだよなあと。

岡田将生うつくしすぎ。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.6

くるしい。
この現実を受け止め、二度と繰り返してはならないと強く思わせられる。誠実な映画だった。

理論で解ける世界と、解けない世界で揺れ続けるオッペンハイマーの描かれ方はとても繊細で、ずっとかなしか
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.7

序盤何度か眠気に襲われたが、中盤〜集中して観られた。
じわじわ良さがしみ込む映画。

人間の感情や行動は論理で組み立てられるわけがないのに、裁判とは、裁くとは何だろうと改めて考えさせられた。
結局己と
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.2

美術と音楽が素晴らしすぎる。
ただこの世界に見慣れてしまったからか、前作を超える感動はなかった。

オースティンバトラーに惚れた。

孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.2

ぼそぼそ会話で聞き取れないシーン多いがラスト、最高。
桃李、亮平、ありがとう。ある意味マーベル。

1作目より汚くないし面白かった。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.0

数少ない台詞がとても好きでした。
特別なことも難しいことも言っていないけれど、キャラクターやストーリーときっちり絡んでいたのでグッときました。

役所広司の寝落ち演技がうますぎる。

ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

4.0

例のコーヒーショップシーンしか知らなかったため、いい意味で裏切られた。大号泣。

非恋映画の名作「タイタニック」と通ずるものを感じたけれど、本作は圧倒的に孤独が感じられて胸が痛くなったし、終わり方も大
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スパイ・ゲーム(2001年製作の映画)

2.0

ブラッドピッド演じるトムビショップはCIAに向いてなさすぎ。上司身勝手すぎ。ラブストーリーいらなすぎ。

凄いことやってるように見せてしょーもない話だった。

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

娑羅双樹の花の色、、、

クレジットまで素晴らしい

ザ・キラー(2023年製作の映画)

4.3

死体の色形配置、全てが完璧
最高にクール

男も女もカッコよすぎる 
痺れる 

フィンチャーの映画でしか満たされない感情があると再確認

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.3

あいも変わらずウェスアンダーソンの作る世界はかわいくておかしい

結構笑った

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.0

シリーズ史上1番ハラハラドキドキした。寿命は縮む。

何よりも女性陣が全員イケメソで、特にパリスちゃんにはハートを掴まれてしまった。

恋愛要素はなく、みんな特別な絆で結ばれてたのが最高に良い!

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憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

3.8

物語でないはずなのに、
伏線がきっちり回収されていくさまを見られて感動した

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.0

映画としての完成度の高さ。無駄のなさ。

緊張感が頂点に達した時、最高の演出が待ってる。
一度ではなく何度も。感無量。

音楽と映像がこれでもかと言うほど融合していて、素晴らしい空間が作られていた。
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

2.0

ひたすら痛くて暗い。

孤狼の血に通ずる汚さはある。

謎解き要素は期待できない。

ただ水上恒司の演技とラストは好き。

テリファー(2016年製作の映画)

2.4

ピエロのデザインと表情が本当に恐ろしく、魅力的だった。寒気を感じたレベル。

個人的には序盤までが秀逸だったように思う。

殺戮スタートしてからは、普遍的なホラー映画の怖さになってしまった気がする。
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聖地には蜘蛛が巣を張る(2022年製作の映画)

3.5

神や権力という、見えない力に支配されて生きるしかない人間の弱さ。

殺人シーンはかなりショッキングだった。

うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

4.2

ラムちゃんが飛んでる時の効果音ほんとかわいい。

押井守の映画を見ると、私たち人間がいかに曖昧な認識を持って生きているのか分かる。

本当は夢も現実も、昨日も明日も全て今でしかないのに 
人はなぜか区
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エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

4.1

画角と色彩の美しさにうっとりする。

そよ風みたいな映画。

ちひろさん(2023年製作の映画)

3.7

ツッコミどころは多かったけれど、刺さるところはぶっ刺さった。

満たされない心を何かで埋めるのが多くの人たち。
でも、ちひろさんは静かに孤独を受け止めていて、すごくすごく共感できた。涙ぼろぼろ。

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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.1

凄まじい緊張感で、ずっと泣きそうだった。

あまりにも狂気的なやりとりに唖然とするばかりだったが、心が離れることは全くなく。
誰しもが抱えている深い哀しみ、やり場のない苦しみが滲み出ていたからだと思う
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チェイサー(2008年製作の映画)

3.4

中盤までちょくちょくご都合主義感が目立っていたが(犯人が割と間抜けだし、色々とタイミングが良すぎるシーン多い)、お陰で予測不能な展開が見られたので、これはこれでアリ。

総じて物語としてはシリアス要素
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.1

伏線回収をスタイリッシュに決められていないことが欠点か。

後半はストーリー展開のごたつき、演出の陳腐さ、ダサさでげんなりすることが多かった。

けれど前半の高揚感は確かで、例のダンスシーンには夢が詰
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陰陽師 II(2003年製作の映画)

2.2

前作の良さであったキャラクターに魅力がない。新キャラ心底どうでもいい。勝手にしてくれ。何よりも悲しかったのは、晴明と博雅が部外者すぎて、存在感が薄れてたこと。

話もごちゃついていて退屈だった。

陰陽師 〜おんみょうじ〜(2001年製作の映画)

2.9

話は至ってシンプルで、特別面白くはない。
この映画の魅力は個性溢れるキャラクターにある。みんな愛おしい。それぞれの衣装やメイクもぴったりだった。

道尊の荒ぶる姿が無様ながらもかっこいい。

ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

4.0

映像も内容もよく出来ていて素晴らしい。

この映画でジョージクルーニーへの苦手意識が半減した

ケープ・フィアー(1991年製作の映画)

3.0

随分前に鑑賞したのでよく覚えていないが、後半ぶっ飛んだ展開シーンが多くて笑った記憶だけある。

アイスと雨音(2017年製作の映画)

3.1

演出が大胆で、このタイプの映画(舞台的な)は初めて観た。虚実が上手く混ざり合って生々しさを生んでる。

女性の描かれ方が結構好きで、素敵なシーンもあった。

何よりも森田想さんの演技が素晴らしかった。
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先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

2.8

登場人物みんな癖が強い。

誰にも感情移入できなかったけれど、展開が気になったのと役者さんが良い演技してたので観たことに後悔はなし。

あの眼鏡かけても顔綺麗な金子大地強し

トップガン(1986年製作の映画)

2.9

グースの優男単純陽気キャラがめちゃくちゃ良かった。あんな友達欲しい。

マーベリックは眩しくて眩しくて可愛すぎ。あんな後輩欲しい。

後半寝た。

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.0

ほとんどアトラクション。ワクワクドキドキが止まらない。
何よりもみんな良い肉体してた。
ありがとう。

ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.3

役者美術ともに一級品で、まさに”ナイトメアアリー”と言える魅惑的な世界観が構築されていた。

しかしストーリー自体がかなりシンプルだったため、夢中になって楽しむことができなかったのが残念。

相変わら
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キャラクター(2021年製作の映画)

3.4

深瀬の配役が天才すぎる。圧倒的異物感とピュア感。
俳優さんじゃないからこそ出せるオーラ、演技だったと思うが、本当に素晴らしかった。

内容も斜め上をいく展開があり、スプラッター要素、突っ込み要素も多い
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