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ぼくは明日、昨日のきみとデートするのacのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

こういうリアルさのある非現実的な内容が割と好き。小松菜奈ちゃんが不思議な空気だからこそこの作品が成り立ってる。時系列がよくわかんなくなるけど、最後に福寿さんが過ごした時間が回想されてて、どんどんよそよそしくなっていく南山くん。付き合った記念に手を繋いで良い?っていうのも福寿さんからしたら最終日。手を繋ぐ最後。だから泣いたんだって思うと凄いぐわって感極まる。この現象を知った南山くんがこんな戸惑ってる時間もったいない。って気付いて理解して福寿さんのとこに戻ってきたのが泣けた。"僕は明日、君にとっての明日、君にひどい態度を取ってしまう。でも乗り越えたから。"って電話で伝えたのが感動。
あとやっぱり最後だよね、時間が逆に流れてるから南山くんが大人になったら福寿さんは子供になる。2人は運命なんだよ。あぁ、儚い。一緒にいたくてもいれないこの虚しい。虚無でしかない。"僕にとってのはじめてはえみにとって二度と戻らない最後"ほんっとに泣けた。
もう一回観よう!!!!

でも一個理解できないのがあって、えみは高寿と時間の流れが逆なのに、5歳のあなたを助けたのは私で、両親と撮った写真が入った箱を渡したっていう記憶があるのが不思議だった。意図があるのかなそれともわかんなくなっちゃったのかなとか考えたけどどうなんだろ、??
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