無幸家歌男

ぼくは明日、昨日のきみとデートするの無幸家歌男のレビュー・感想・評価

4.0
色々と突っ込みどころがありますが、それを除けばものすごい感動する作品です。

設定はありがちですが、冴えない主人公の前に可愛い女性が現れ恋をするという話。

ある日主人公が電車に乗っていると、1人の女性に一目ぼれする。
思い切って声をかけ、次の日も会う約束をする。
2人は意気投合し、段々と仲を深め、付き合えることに。

付き合ってから、楽しい日々を過ごすが、時折急にヒロインが涙を流したり不自然な部分がでてくる。
そして、ある日ヒロインから衝撃の事実を言われ、2人はすれ違っていく。


この映画はただの恋愛映画ではなく、「一瞬一瞬の出来事に感謝し、大切にしよう」というメッセージが込められていると思います。
特に事実を突き付けられ、なぜヒロインはあんなに楽しそうだったんだ?という疑問の答えがわかった時、涙が止まりませんでした。

普段、何げない生活の中で当たり前に感じていることとかもあるかと思いますが、
この映画を観るとその当たり前のことが、いかに大切で幸せでかけがえのないものであるかと気付きます。
心温まりたい、泣きたいという方は是非観てください。

また2回目を観ると、また一歩違う視点が観ることができるのでお勧めです。
無幸家歌男

無幸家歌男