叡福寺清子

ディープ・インフェルノの叡福寺清子のレビュー・感想・評価

ディープ・インフェルノ(2014年製作の映画)
2.7
原題のIndigenous(土着の,原産の)は馴染みない単語である.だからってディープ・インフェルノはないわぁ.どーせなら「惨劇のダリエン地峡.グリンゴを襲うチュパカブラの恐怖」ってすりゃいいのに・・・ダメ??
邦題はともかくとしてIndigenousって単語は定着してもらいたい.数多ある映画の中で地元の人々らの忠告を無視して,幾人のグリンゴが犠牲になったか.Indigenousは大切!って意味で広く知られるといいな.
Indigenousをググったついでにダリエン地峡も調べました.確かにヤヴァい場所らしい.チュパカブラかどうかは知らないが,色々ヤヴァい人が潜んでいるらしい.こーゆー所には近づかないに限る.
本作自体はいつものバカ・グリンゴが勝手に襲撃されるお話.にしても襲撃までが長い.約90分の尺に対してファーストアタックが39分.生乳の一つでもありゃ我慢できるがそれもなし.やる気あんの??
面白いのが(作中では)ダリエン地峡でも電波が届くから「僕はスコット・ウィリアムズ.今パナマのダリエンって所にいて,何者かに襲われました.友達は死にました.この動画を観ている誰か.助けに来て!うわぁぁぁぁ」って動画を投稿できて,それが一瞬で全世界に拡散された点.今風でこのシークエンスは好感持てた.反面チュパカブラが適当だったのは失笑.ただのディセントの亜流じゃん.だいたいチュパカブラって家畜を襲撃するもんじゃないんけ.だったらあんな奥地じゃだめでそ.