みむさん

卒業白書のみむさんのレビュー・感想・評価

卒業白書(1983年製作の映画)
3.0
起業家夢見る高校生が女の子に悶々としながら過ごす数日間。

てっきりトム・クルーズのアイドル映画だと思っていたけれど、おバカで思春期真っ只中女の子のことで頭いっぱいの男の子が、同じように悶々とする思春期の仲間たちに部屋を貸すという、ビジネスの真似事を始めたりするんだな。

そもそも、トム・クルーズ演じるジョエルは経営学を学び、企業研究会に属し、将来は一流のビジネスマンになりたいと思っている青年なんだけど、これといって突出するスキルがない。

そんなところに女の子のあれこれの話が紛れ込み、そこから閃いてスペースレンタルをはじめようとはちゃっかりしてるよなぁ。

ドタバタ騒動で終わって、結末もよかったねとなるわけだけど、あのビジネスの真似事を本気でやり出したら多分娼婦斡旋とかに手を出すんじゃないかね?原題「リスキー・ビジネス」ってなるほどでした。

邦題もこれはこれで良いと思う。