作家小野不由美さんの元に届いた読者からの怪談を原作とした作品の映像化。十編のオムニバスなので見やすい。
たぶん元の怪談はこんなわかりやすい恐怖じゃないんだろうなとは思う。映像化するにははっきりした恐怖演出じゃないとダメなのはわかる。でも「赤い女」とか、跳ねたり転んだりしてるから怖いより、笑ってしまった。
一番怖かったのは、「続きをしよう」かな。子供たちが怪我をして一人ずつ減っていくのに、お墓で遊び続ける。それだけでも十分不気味で怖いのだが、最後の一人になった直後の「続きをしよう」の声とともに現れたソレ(ピエロではない笑)！よくわからないうちに、サッとはける演出も◎。
スコアはほぼ「続きをしよう」に対してのものです。転んだ時の音が痛くて、それもすごい嫌だった(褒め言葉)。
