このレビューはネタバレを含みます
前作は劇場で鑑賞済み。正統続編の本作が出てたのは知っていたけど、大幅の路線変更と低評価は知っていたので『余程暇なときに観よう…』と長らく放置してたのをやっと鑑賞。
結論、思ってたほど悪くなかった。
むしろ良い◎
恐怖の対象は得体の知れないエイリアン…でなく、密閉空間で生活を共にする元軍人のおっさんに変わったわけだが、1作目の世界を知っている視聴者からすると『これもし無事に脱出できたとしても詰んでるし、どうすんのよ？』という不安な気持ちが拭えないまま、おっさんと主人公とのスリラー展開にハラハラするのである。
エイリアンとの生存バトルを期待していた1作目視聴者からすると、最初は肩透かしを喰らうわけだが、この世界観を上手く活かした制作側はなかなか賢い。
気になった演出で言えば、最後。米軍の兵器でも駆逐できなかった敵の中型宇宙船が【インデペンデンス・デイ】オマージュ演出の火炎瓶攻撃1発で大破するのはいかがなものかとは思った。
けど、取り敢えずこの映画では美人な主人公が終わりまで生き残れたからあまり気にしないようにしよう◎(この女優さん、見たことあるなー思ったら他には【ファイナルデッドコースター】の主演だった)
更に余談だが、見終わった後『ブラッドリー・クーパーは誰役だったの？』と思って、エンドロールで注視確認したところ、役名の"ベン"とは、冒頭に電話口の声でしか登場しない主人公の彼氏だった。。
