他人の記憶を盗んで3年
欲望を追いかけ偽り続けるマチュー
小説家としての能力は他人のもの
自尊心の塊となったマチューの
努力を積むこともない3年は
あっという間に金と信用を失っていく
あらゆる督促から逃げる言い訳の日々
マチューを追い詰める男が目の前に
嘘・偽りを重ねた人生は
自暴自棄となって破滅へと導く
何ごとも手際のいい完全犯罪?
終わらせる方法は他にもあった
なかったのか・・
マチューの筋書きは駄作なのだから
ヴァンサン・ランドンの
『すべて彼女のために』を思い出す
ピエール・ニネは定番に綺麗です