このレビューはネタバレを含みます
ダメでした。本当にこんな自分に合わない作品は珍しい。アナベルも酷かったけどはるかに上回ってきた。
好きな人ごめんなさい。
・前作、前前作と全く同じ「怪奇現象起こってるのに信じてくれないの!」を今回も1時間半くらいやりやがる。その間恐怖シーンをスカしてスカして繋いでいく。あー退屈。やっぱり話が進むのはラスト30分。
・前作以上にえらい事件が起こってるのにウォーレン夫妻さえいつまでも助けてあげないのが不思議でしょうがない。
今回も悪魔払いには協会許可が〜グダグダ〜言って渋って、最終的に「許可なんかいい!俺がやるしかねぇ☆(ドン!!)」って、、、
最初からやっとけよ!!!!!!!!!
・嫁、女の子に「霊能力があるのは辛いわよね...私は気持ちわかるわ...貴方の味方よ」とかぬかしておきながら、証拠映像見た途端女の子の話も聞かずサッと帰るのは何なの。
あんな言葉かけて、唯一心開ける人が見つかった女の子に対してサイテーな裏切り行為だと思う。
・一刻を争う時に夫婦愛語って「はい!感動ポイント!」みたいなBGM流すのもほんと嫌。月9か。
・嫁の「能力使いすぎるとキツい」みたいな設定忘れ去られてるし、「1人にしたら狙われてしまう」娘も放置だし、バーさんなんか存在すら消されてるし...ちゃんと続編やってよ。
・最後の事件解決推理がまーた酷い。
貴重な証拠品が入っているのに何故か閉めてない鞄から"たまたま"ポロっと落としてコロコロ転がるテープ。重なるフィルム。←最悪演出。火曜サスのほうがもっと上手くやるぞ。
「気づいたぞ!同時再生すれば...」
2時間待たせてそれだけかよと思わせてくれるベタすぎる伏線。
・嫁が何か思い出す。
「生まれた時に与えられ...?」
名前だろ
「死ぬまでそれと共に...」
名前だって
「もとめてもないのにつけられ...?」
名前だよ!!!!
「あ!!!わかった!弱点は名前よ!!」
だろうなぁぁぁああああぁあ!!早く家にむかってくださあああああああい!!
(悪魔さんも弱点の名前を名乗るってどういう事?)
・そんでもって雷まで操れるのはもはや失笑しました。よく尖ってましたねーwwアナベルと飛び降り未遂エンドカブりしてるのは酷い。
・女の子に商売道具の十字架を渡す。
どちらかというとあの悪魔に狙われてるの貴方たち夫妻じゃないんですか...
ホラー映画においてガバガバなのは構わないんだけど、人物の説得力の無さと捻りのない「こんな感じで出しとけば怖いっしょ?」みたいなワンパターンオバケ描写が、本当にナメられてる気しかしないです。