ロープ／戦場の生命線のいちのネタバレレビュー・内容・結末

絶対に死体を引き揚げるのだという強い意志というよりも作中でも言っていたように、目の前の出来事に淡々と向き合う主人公が好きだった。丸一日かけたにも関わらずふいになった引き上げ作業も雨でひょっこり回収出来てしまったことも皮肉が効いているよなーとつくづく思う。
銃声も爆発音もしないけれど、荒廃した家々の風景が紛争の厳しさを感じさせた。通訳の「俺の家族を知ってる」というセリフも心にくる