紛争地帯の とある村。
何者かが井戸に死体を投入、
生活用水を汚染された住人。
彼らを救うべく、
衛生管理団のメンバーらが、
危険を顧みず、
命懸けで 紛争地帯を駆け巡り、
一本の “ロープ" を 求め奮闘する。
シビアな世界を描きつつも、
皮肉や ブラックユーモアを交え、
乾いた戦場の、
ありふれた日常を 浮き彫りにする。
語弊があるかも知れないが、
面白い、戦争映画だ。
こんな切り口の作品は、
今まで 観た事がなかったし、
食らった事の無い
パンチを受けた様な衝撃だった。
ベニチオ・デル・トロ、
ティム・ロビンス、
オルガ・キュリレンコ、
など、
キャスティングが 絶妙。
彼らの会話劇も 見所だろう。
そして、
誰しもが 思わず、
“なんて日だ!"
と、叫びたくなるラストシーンは、
皮肉の効いた 原題と 見事にマッチし、
何とも不思議な 爽快感すら感じる☆