ぴのふ

バース・オブ・ネイションのぴのふのレビュー・感想・評価

バース・オブ・ネイション(2016年製作の映画)
2.0
実話なんですね。
過去にあった奴隷制度の事実を忘れちゃいけないのかもしれないけど
どうなんだろう。
一旦すべてを忘れてしまって、肌の色の違いでどうこういうのはもうやめれば?

忘れちゃいけないとうたいながら、こういった作品を観た白人の中には「やっぱり白人には敵わないだろ」とか思う人もいるかもしれないし、、、
実際にきれいごとはいくらでも言えるけど、本質まではわからない。
味方だと思っていた人がいざとなったらひるがえるってこともあるんだから、本能って自分でも気づかないこともあるから怖い、、、

しかしこの映画の主人公のご主人さまは
比較的良いご主人であったと思う。
他の黒人の状況を見てそう感じたはずだけど、逆に他の白人の仕打ちに対して、仲間を守らなければという正義感を感じたのならそこは私とは違うのかもしれない。。

そしていちばん忘れてはいけないことは、究極に追い詰められた人々がどんな行動を起こしてしまうことじゃないかな、と思います。。

結果的に暴動はむだ?に終わってしまったけど、あれだけをみると
テロリスト的な行動にしか見えなくて、首をとるとかなんかなぁって。。
聖書の言葉をどうとらえるかは自由だけど、それによって勘違いして起こす行動も、長い目でみたときには神のお導き、となるのかしら?

そもそも聖書ってだれが作ったのかな、、、
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