えりーぜ

ジェイン・オースティンの後悔のえりーぜのレビュー・感想・評価

3.3
きちんと作られてる、っていう印象。
でもこれ、オースティン研究者以外にはかなり難しいのでは?
伝記的事実とフィクション、オースティンの作中のセリフや手紙からの引用が散りばめられてて、それについていちいち説明がないので、一般の視聴者には区別がつかない。つける必要はないんだけど、どう受け止めるべきなのか混乱するかも。
彼女が後悔を抱えつつ揺れ、悩み、時に強がった普通の女性であったことは、彼女の作品の評価とは別にして、知っておくべきだと思う。