えりーぜさんの映画レビュー・感想・評価

えりーぜ

えりーぜ

感想をつづるのが楽しくなってきた今日この頃。
文学への憧れをくすぶらせている表現者の端くれなので、感傷的なコメント多め。
三木聡監督作品の登場人物として生きたい。

ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.5

TV放映で断片的に観た記憶がある。ドタバタおっさんコメディ。
マシュマロ・マンのぷくぷく顔が苦痛にゆがむ様がおもしろい。そして、思いがけずあっさり倒されるラスボス。
今だったら、ガールフレンドの生死を
>>続きを読む

ゴッホ~最期の手紙~(2017年製作の映画)

3.8

途方もない労力に脱帽。ゴッホの荒々しい絵筆のタッチ、鮮やかで寂しい色彩、その人物と風景が動くという衝撃。
その映像に入り込めればいいんだけど、どうしてもタッチの性質上カクカクした動きになって、吹替版で
>>続きを読む

ふたりの男とひとりの女(2000年製作の映画)

3.2

アクター・スクールの教本みたいな映画。ジム・キャリーが声と表情で2人の人格を演じ分ける。同時に2人が表出し、言い争うシーンは圧巻。
プクプクしたレニー・ゼルウィガーが可愛い。

スーサイド・ショップ(2012年製作の映画)

2.8

バンド・デシネ感満載のフレンチ・アニメーション。『アダムス・ファミリー』みたいな、ダークでコミカルなミュージカル映画。
自殺用品店に生まれた明るい末っ子が「人生は楽しい」と歌うけれど…?
意図的なのか
>>続きを読む

あしたは最高のはじまり(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

主演2人が最高! オマール・シーの輝く肌と、顔いっぱいに表情を広げて感情を表す様が素晴らしい。コミカルで情熱的で、切なくて涙が出る。
カラフルでポップなロンドンの街並みや、全部子ども部屋みたいな家が素
>>続きを読む

ドリーム(2016年製作の映画)

4.0

優秀な才能は人種や性別ではなく、その才能が何千、何万分の一の確率で存在するかという分母数の多さによる。才能を見出だす可能性を増やすために、その対象範囲は人種も性別も超えて広い方がいい。
史実として黒人
>>続きを読む

トッツィー(1982年製作の映画)

3.5

仮面を1枚かぶることで、うまく表現できることってあるよね。
ダスティン・ホフマン演じるマイケルが、なかなかのダメ男で結構クズなんだけど、女性を演じることで思いもよらなかった視点を手に入れて、男としての
>>続きを読む

恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)

4.0

軽いコメディで時間つぶしのつもりで見て、後半ずっと泣いてた。
計画通り、筋書き通りを繰り返しても、毎日はドラマに満ちて予想外の展開を見せ、だからこそ明日への希望をもち続けられる。

ループに戸惑いそれ
>>続きを読む

CUTIE HONEY TEARS(2016年製作の映画)

2.3

西内まりやが綺麗かった。石田ニコルも美しかった。以上。

おんなのこきらい(2014年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

男の人は仕事が自分の価値、女の子は容姿が存在意義。乱暴にステレオタイプで切り分けるとね。
長い髪、細い手足、艶めくリップに翻るスカート。「かわいい」「カワイイ」それが勲章で、生きる証で、ガチガチの鎧の
>>続きを読む

ウォルト・ディズニーの約束(2013年製作の映画)

3.3

観ていてつらかった、とても。
夢も魔法も、つらい現実を覆い隠すスプーン1杯のお砂糖にすぎない。砂糖に甘えて溺れ、残酷な現実が顔をのぞかせる。
それでも、過去を変えることも救うこともできないけれど、スプ
>>続きを読む

プリティ・プリンセス(2001年製作の映画)

3.2

取り立ててどうと言うこともない映画だけれど、良くまとまってはいた。
使い古された設定とすりきれたストーリー。ティーン向けの王道ロマンチック・コメディ。

パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々(2010年製作の映画)

3.2

まったく納得いかーん!!
あそこで「クソったれ!」って殴り飛ばすぐらいしてほしかった。
神のネグレクトによる悲哀や苦悩を解決しないと、ひねくれてしまったルークも浮かばれないやん…。

全智全能の神々は
>>続きを読む

LIFE!(2013年製作の映画)

4.0

世界はあまりに広く大きく美しい。その中でジタバタする私たちなんて、ちっぽけなアリがもがいているようなもの。
でもその一歩を踏み出して、前へ、世界を開いてみれば、すべてを放り出すように振り切ってみれば、
>>続きを読む

四月物語(1998年製作の映画)

3.0

いじいじ、もじもじ、うじうじ、イライラしてしまった。
映像はいちいち綺麗で、映像がいちいち綺麗なだけの映画。
恋に恋する典型的なおぼこい少女。思いこみだけで突っ走り、それだけが心の支え。その他のことは
>>続きを読む

マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

3.6

いたたまれなくて観るのがつらいシーンも。
周囲を飛び交う言葉も文字も理解できないと、不安で怖いよね。焦ってパニックになっちゃう気持ち、よく分かる。
冷たくあたったり嘲笑する人もいれば、さりげなくサポー
>>続きを読む

グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

4.0

ちょ~う格好いい! もちろんフォー・ホースメンがね、ディランじゃなくて。
嘘でもトリックでも何でもいい、さらりと出し抜いて頭をかち割られる衝撃を味わいたいだけ。期待を裏切らないヒーローものみたい。続編
>>続きを読む

パターソン(2016年製作の映画)

2.8

後半の静かなドラマは良かったけど、前半が退屈すぎて眠くて、一瞬意識を失った。

ウィリアム・カーロス・ウィリアムズの詩"This Is Just to Say"は私も大好きな作品で、思いがけず立ち現れ
>>続きを読む

タンポポ(1985年製作の映画)

3.8

山崎努演じるゴローさんが格好いい、漢くさい映画。暑苦しい男どもが、その中で飄々と天然ふりかざすタンポポにはどぎまぎして踏み込めないでいるのが愛おしい。
食べることは生きることで、食事の支度は生きる務め
>>続きを読む

スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

3.5

元気になれる映画代表。
小さな体にはち切れんばかりの疑念と好奇心を湛えて、全力でロックする!
生意気な子ども達が辛辣にツッコミながらもピュアに騙されて付き合ってやるのが可愛い。無責任なウソに救われて、
>>続きを読む

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.0

DJカーチェイスでテンション上げ上げ⤴ 爆音カーステレオでぶっち切り。確かにこれは、劇場音響での鑑賞推奨だわ。4DX環境で観られる人うらやましい。
あの生活ノイズまでトラックを構成する要素になる感じ、
>>続きを読む

黒崎くんの言いなりになんてならない(2016年製作の映画)

2.0

中島健人くんかっこいいし小松菜奈ちゃん可愛いけど、想像に違わぬクソ映画でした。
くだらないアイドル映画を観たかったとしても、これはさすがにツラい。

ホリデイ(2006年製作の映画)

3.2

このビューティフォーでハートフルな映画を作り上げているのは、意外にも要所要所で地味に仕事をしている音楽でした。
ヒロイン2人は文句なく美人だし、演技も脚本も一流。
だけどこの映画の真の立役者はミュージ
>>続きを読む

デジモンアドベンチャー/ぼくらのウォーゲーム!(2000年製作の映画)

3.0

細田守監督作品として有名なので。
聞くに違わずサマーウォーズ、めっちゃサマーウォーズ。サマーウォーズ信奉者なので、原点を見れた感じでうれしい。

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.3

すごい。目が離せなかった。
壮大な舞台装置。小国の人口にも匹敵するエキストラ、製作スタッフ。クリストフの黒幕感ヤヴァイ。
人生って、思ったよりもドラマティックでロマンチック! 作り物のドラマから逃げ出
>>続きを読む

パリの恋人(1957年製作の映画)

2.8

オードリーとフレッドの年齢差が大きすぎて、物語に入りこめない。
オードリー演じるジョーは、インテリというより世間知らずで頭でっかちな田舎娘。思わせぶりなキスであっさりと恋に落ち、自分の主義や理想のため
>>続きを読む

ミセス・ダウト(1993年製作の映画)

3.5

声の芸術。冒頭から目(というか耳)が離せない。ロビン・ウィリアムズの声の演技、表情、身にまとうキャラクターの使い分けはまさに神業。
アメリカのホームドラマにありがちなパニックコメディ要素や、あまりに露
>>続きを読む

そして父になる(2013年製作の映画)

3.0

静かな映画。映像や、風景や、空気が、とても綺麗だった。
子どもの頭の上で話して、子どもには分かっていないつもりでも、子どもにだってよく分かる。言葉は知らなくても、はっきりと形にして理解できなくても、ヒ
>>続きを読む

ピクセル(2015年製作の映画)

3.0

だらりと楽しむには丁度いい。
アメリカらしい、風刺と下らないギャグをもりもりにして好き勝手した、同人作品みたいな映画。その分勢いがあって、バカバカしいと思いつつもノッてしまう。
光キューブで構成された
>>続きを読む

ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)

2.5

低俗で軽薄でケバケバしい映画。
極彩色のスラムタウンに薬キメてる変態名門子息が闊歩する。「Fxxk」以外のボキャブラリーが無さそうな街のチンピラがシェイクスピアの冗長で大仰な詞を紡ぐ滑稽さよ。
恋の悩
>>続きを読む

映画 鈴木先生(2012年製作の映画)

3.5

ドラマがすごく好きで、映画もノベライズ版を読んだ後に観賞。
長谷川博己のはまり役。生徒たちも、美少女や美少年でなく普通の子たちで、でもそれぞれ等身大の役をものすごく自然にリアルに演じてる。
大人になる
>>続きを読む

完全なるチェックメイト(2014年製作の映画)

2.8

トビー・マグワイアの演技は良かったけど、パラノイア的精神を描くならもっと突き詰めてほしかったかも。
盗聴や暗殺を怖がるなら、もっと全ての音や光に怯えるはずだし、負けること・勝つことへの恐怖からわざとミ
>>続きを読む

ダージリン急行(2007年製作の映画)

4.0

バラバラでお互いを信じられず探りあう3兄弟の旅…なんだけど、やっぱり兄弟らしく付かず離れずで繋がり合ってる部分があって、兄弟のいる人には共感できる関係性かも。
ぶつ切りのストーリーで分かりにくい点もあ
>>続きを読む

>|