クジラックス

シング・ストリート 未来へのうたのクジラックスのレビュー・感想・評価

4.0
高校生がバンドを組み恋や家庭環境に悩む青春映画なんだけど、とにかく音楽がめちゃくちゃよかった。映画内のオリジナル曲全部1回聴いただけで心持ってかれる力があった。80年代の洋楽もっと知ってたらより楽しめたかもなぁ。

グループものだと仲間との軋轢とかそれぞれの悩みとか描写されそうだけど、そういうのが全然なかったのは珍しいと思った。バンドメンバーいい奴らなんだけどちょっとモブ感あって、それはちょっと気になった。でも家庭のこととかですでに悩んでるから、仲間との活動が楽しいだけなのは救いなのかも知れない。

「気弱な?主人公が女の子を好きになり、バンド仲間を集める流れ」の予想をはるかに超えたサクサク感。あとちょっとしたところだけど「いじめっ子の不良が仲間になる展開」、イイよね…