バニキ

シング・ストリート 未来へのうたのバニキのレビュー・感想・評価

4.5
『シング・ストリート 未来へのうた』観ました。『ONCE ダブリンの街角で』『はじまりのうた』に引き続き、キラキラしてて見てるこっちの目が痛くなるくらい良い青春音楽映画。今回は10代の少年・少女が主人公なんだけど、ジョン・カーニー作品のテイストは相変わらず。強いて言うなら、今までと同じことをこの作品でもしているんだけど、それが見たくてこの作品を観に来てるんだから、余計に堪らない。曲のセンス、画の撮り方は相変わらず素晴らしく、『はじまりのうた』の時よりも監督の撮りたいものを撮った感あり。作中で主人公とその兄がMVについて語るシーンがあるけど、まさにこの作品は、”ジョン・カーニーがこだわり抜いて作った壮大なMV”なんだろうなと思いました。
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