MasahideYoshida

シング・ストリート 未来へのうたのMasahideYoshidaのレビュー・感想・評価

4.1
2016年公開
監督 : ジョン・カーニー
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不況で冷え切った家庭に育つ冴えない高校生が、転校を機に一念発起してバンドをはじめるお話。

人が変わる過程は恥ずかしいに決まってるから、それを受け入れて乗り越えよって物語。主人公くんのオタク真面目モードから、どんどん自分の思う自分を爆発させられるようになっていく過程が痛快で恥ずかしくて超いい。恋の力は素晴らしいっていえばそれまでだけど、持つべきものは頼れる同性ってことで、バンド仲間と兄貴が素敵すぎる。後押ししてくれる人の存在を人はもっともっと大切にしないといけないなあと強く感じるお話。みんなが互いを後押ししあえば海だって超えられちゃう。

にしても作曲センスがありすぎるバンドでうらやましい笑 どんなオタク根暗男子でも、楽器が弾けると人生少し変わるかもって思わせてくれる、ジョンカーニーさんさすがな映画でした。