みね

シング・ストリート 未来へのうたのみねのレビュー・感想・評価

3.9
舞台は1985年の、ダブリン南部にあるインナーシティ地区。 不況により職を失った父と週3のパートで働く母を持つコナー、金銭の理由でイエスズ会の公立高校に転校するが....
主人公のコナーは初日に校長やいじめっ子に目を付けられるがそれをものともしないかのように毎度ビジュアルを変えて登校する辺りが主人公の意思の強さが分かる。
家族会議の後で兄のブレンダンがコナーにキレるシーンがあるが、「俺が切り開いた密林の道を辿ってるだけだ」、「昔は俺だってジェット気流だった」などの言い回しが印象的でコナーと同様に兄にも作詞の才能があるのではないかと思った。
家庭環境、人間関係、恋愛など色々な悩みを持ちながらも自分が本当にやりたいことを全う出来る主人公に感化された。
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