こーた

あの頃ペニー・レインと 特別編集版のこーたのレビュー・感想・評価

4.3
15歳の青年に訪れる嵐のような備忘録。
子離れできない教育熱心な母親に縛られながらも、順次無垢なウィリアムは寡黙にバンドツアーに同行する。
破天荒なスターバンドとの対照的な出会いをきっかけに、ウィリアムは過ごせなかった一生分の少年時代を取り戻すように友情と恋愛、たぶん人生で一番大事なことをそこで学ぶ。
弟想いのお姉ちゃんのキャラが良いね。
なんだかんだ兄弟の影響って受けがち。
ペニーレインはこの時代最も好かれそうなミステリアスガールで、同時に主人公同様に純粋なのだけど脆い内面を描いたところがどストライクだったのではと。
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