いそっち

あの頃ペニー・レインと 特別編集版のいそっちのレビュー・感想・評価

5.0
大好きな映画の特別編集版。久しぶりに見たから細かい内容をだいぶ忘れてて、また新鮮に見れた。
主人公の子供っぽさをもう少し見たかったかなとも思うけど、子供と大人の狭間、たまに目を見開いてみせる視線が印象的でそれがまた言葉無く内面を物語っていたり。
見えてる所以外でもいろんな感情が渦巻いて交差してて、自然に出てくる言葉がいちいちカッコ良かったり良いこと言ったり馬鹿な言葉が胸に刺さったり。ユーモアの中に切なさや嘘や本心や、人物それぞれの現状の葛藤がある。
音楽はもちろんペニーレインは魅力的で、じわじわと心を締め付けられて、でもみんな優しくて。何故この映画が好きなのか上手く言えないけど、たぶんいろんなところに散らばってる「憧れ」なのかも、と改めて見てそう感じた。