アイドル映画と井口昇の特異点、ハイブリッド。求めてるものが全てあった。ホラー、アクション、ゾンビ物のエッセンスをアイドル映画の形骸ギリギリでぶちこんである感じ。
ほんゆにちゃん(本作と違って今はショートヘアになっていた、美しさに慄いた)の演技のこなれ感は「私たちのハァハァ」の大関れいかを彷彿とさせる。四者四様の魅力にきちんとフォーカスしていて、まんまとノーメイクスファンになってしまった。これもアイドル映画としてあるべき理想のスタイル。
「おばあちゃんキス」と二本立てで上映してくれたシネマスコーレは狂っている。