【3年後にまた会いましょう!】
スペイン国立バレエ団芸術監督を務めあげたバレエダンサーでもありフラメンコダンサーでもあるアイーダ・ゴメスの"サロメ"。美しい。7つのベールの踊り、首への接吻の官能性が陳腐にならないのはフラメンコの迫力ゆえでしょうか。
貧困家庭から舞踊学校へ通うチャンスを経、さらに背骨の大怪我と闘いながらプロフェッショナルダンサーとなった経歴の持ち主。
フラメンコダンサーとしてのキャリアしか知られないが、元はスペイン国立バレエ団のプリンシパル。でもバレエダンサーでここまでの巨乳(失礼!)は無いよなぁ。バレエやめてからお肉ついたのかな…。下世話で申し訳ないが、バレエファンなら多分このグラマー(でも細いんですけどね)な身体とバレエダンサーとしてのキャリアを考えちゃうかと。
"サロメ"は創作フラメンコ作品だけど、彼女のダンスにはバレエの基礎が見えます。素晴らしい。
前半は振付のコンセプトや衣装音楽の打ち合わせなど、作品が仕上がるまでの過程を詳細に見れるかなり異色のドキュメンタリー。さらに出演ダンサーへのインタビューとフルボリューム。ダンスドキュメンタリーでも中々ない丁寧さ。後半はサロメをそのまんま撮影。ありがたい。