【『わらの犬』劣化版】
したまちコメディ映画祭の映画秘宝まつりで観ました。6月に亡くなったアントン・イェルチンが出演する作品で、パンクバンドマンとネオナチがライブ会場で血みどろな戦いをする映画である。
監督のジェレミー・ソルニエ(「ブルーリベンジ」)はよっぽどサム・ペキンパーの「わらの犬」が好きなようで、画面作りや厭らしいテイストを完全再現。さらに人体損壊描写が鬼畜な程痛々しく魅せており、作品としては見応えがあった。
しかし、厭らしさを追求するあまり、
籠城戦になるまでの展開が鈍重になってしまい、また「わらの犬」のように空間を使いこなせていなかったのが残念でした~_~;
長文レビュー↓
http://france-chebunbun.com/2016/09/19/post-7982/
