CHEBUNBUNさんの映画レビュー・感想・評価

CHEBUNBUN

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映画ブログ「チェ・ブンブンのティーマ」管理人
先日、ゴッホ映画について単独トークショーしてきました↓
https://note.mu/chebunbun/n/ne120a485f069

映画(958)
ドラマ(0)

軽蔑(1963年製作の映画)

4.0

【『オデュッセイア』とゴダール】
※『イメージの本』公開記念!ブログより転載

本作はストーリーの基礎と呼ばれているホロメスの「オデュッセウス」を多層構造で描いた作品だ。「オデュッセイア」はあるきっか
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ヌーヴェルヴァーグ(1990年製作の映画)

3.0

【ゴダールの一発芸】
ゴダールが満を期してアラン・ドロン映画を撮ったのだが、案の定ワケワカメな作品です。ただし、ゴダールの一発芸のキレは鋭く、建物の中をパンしていき、いつしか海に出て、波を映し、戻る。
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女と男のいる舗道(1962年製作の映画)

3.0

【Les yeux de la Femme fatale(ファムファタールの瞳)】
先日のトークショーでお客さんから「ゴダール映画のブンブン評」が読みたいというリクエストがありましたので『女と男のいる
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ママと娼婦(1973年製作の映画)

2.5

【『死ぬまでに観たい映画1001本』劇映画のラスボス】
今月末からユーロスペースでジャン・ユスターシュ祭りが開催されます。『死ぬまでに観たい映画1001本』ガチ勢にはありがたい企画です。

7時間に及
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サンタクロースの眼は青い(1965年製作の映画)

5.0

【ユスターシュ初心者に薦めたいリア充爆発せよ映画】
※ユスターシュ特集を記念して、ブログから転載

これほど、冬のぼっちクリスマスの辛さを代弁してくれた作品はない。

冬の寒空の中、サンタのコスプレを
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ジャンボ・墜落/ザ・サバイバー(1981年製作の映画)

3.0

【シャマランがパクった映画】
チャック・ノリスが森の妖精を演じる方、、、ではなく飛行機事故ものの『ザ・サバイバー』を観た。

町山智浩曰くシャマランが『シックス・センス』『アンブレイカブル』で本作から
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モロ・ノ・ブラジル(2002年製作の映画)

3.0

【ナオト・インティライミにオススメしたい!】
巨匠アキ・カウリスマキの兄ミカさんが、ブラジル音楽に魅せられ、そのルーツに迫るドキュメンタリー。

フィンランドというと、ヘビーメタルにエアギターというイ
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フェイドTOブラック(1980年製作の映画)

5.0

【映画オタクの道徳】
今となっては童貞映画の傑作としてスコリモフスキの『早春』が君臨しているが、実は映画オタクに刺さる童貞映画はコレだったりする。

ブンブン最近までこの作品の存在を知らなかったが、も
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夏をゆく人々(2014年製作の映画)

4.5

【ロルヴァケル監督を啓蒙する】
※本記事は、2014年にウィーンで観た際の感想です。アリーチェ・ロルヴァケル監督最新作『幸福なラザロ』公開に併せて転載します。

子ども時代、テレビの世界に
憧れたこと
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天空のからだ(2011年製作の映画)

4.0

【ロルヴァケル監督に注目せよ!】
※本記事は2015年にフランスのアンジュ映画祭参加時に書いた感想です。アリーチェ・ロルヴァケル監督最新作『幸福なラザロ』公開を記念して転載します。

意地悪な姉と、可
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名探偵コナン 紺青の拳(2019年製作の映画)

1.0

【コナンよ、闇に堕ちたな...がっかりだよ!】
『名探偵コナン』のようなプログラムピクチャーはテレビ屋映画同様に楽しみ方がある。あくまでプログラムピクチャーは、1年に1回くらいしか映画を観ない人のため
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(1997年製作の映画)

3.0

【The 《Bone》 Identity】
ペドロ・コスタは廃墟を彷徨う者からアイデンティティーを引き出そうとする作家だ。

そんなペドロ・コスタがOSSOS(=骨)という骨太な作品を作っていた。まさ
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宇宙へのフロンティア(1988年製作の映画)

4.5

【That's one small step for a man, one giant leap for mankind.】
あまり知られてはいないが、この偉大なドキュメンタリーについて話したい。
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バリエラ(1966年製作の映画)

3.5

【バリエラバリバリメイズに我迷う】
『アベンジャーズ』でブラック・ウィドウを拷問する役ゲオルギー・ルチコフでも有名なスコリモフスキが『早春』を撮る前に手がけた超難解映画。

デヴィッド・リンチの『イン
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蕨野行(わらびのこう)(2003年製作の映画)

4.0

【『デンデラ』真面目版】
貴方は『デンデラ』という映画をご存知だろうか?『楢山節考』でパルムドールを撮った今村昌平の息子・天願大介が撮った姥捨サバイバル映画だ。しかしながら、蓋を開けてみると浅丘ルリ子
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悪の力(1948年製作の映画)

2.5

【スコセッシに影響与えたらしい】
スコセッシが影響受けたフィルムノワール。宝くじ賭博をコントロールする悪徳弁護士の破滅を描いた作品だ。

どちらかというと、クローネンバーグが『ヒストリー・オブ・バイオ
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哀しみと憐れみ(1969年製作の映画)

2.0

【マックス・オフュルスの息子はドキュメンタリー作家!】
『忘れじの面影』、『たそがれの女心』で知られるマックス・オフュルスの息子であるマルセル・オフュルスは、ドキュメンタリー作家として名を馳せた。そん
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ザ・バニシング-消失-(1988年製作の映画)

2.0

【貴方はこの狂人から逃げられない、、、】
『死ぬまでに観たい映画1001本』に掲載されているものの、日本ではほとんど観ることが出来なかった幻のサスペンス『ザ・バニシング 消失』が今週末公開されます。
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キラークラウン(1987年製作の映画)

4.5

【トラウマ映画!このピエロ映画ナメたらあかん!】
ピエロ恐怖症を多数生み出した映画として『IT』が有名ですが、実は本当に子どもたちをピエロ恐怖症にさせた映画はこのC級映画『キラー・クラウン』ではないで
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Islands(英題)(2017年製作の映画)

4.0

【欲情ボヘミアン・ラプソディを観よ!】
今注目しているヤン・ゴンザレス監督の短編映画。

『Knife+Heart』の日本公開が楽しみになる傑作でした。『Knife+Heart』は予告編を観る限り、ブ
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帽子箱を持った少女(1927年製作の映画)

4.0

【100年前のTikTok】
約100年前にソ連で作られたサイレント映画。本作で探求される映像演出の面白さを観ると今JK,JDの間で流行っているTikTok文化に近いものを感じます。

早回し演出によ
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麻雀放浪記2020(2019年製作の映画)

2.5

【日本映画の今の問題を象徴】
公開前から、マカオ国際映画祭出品中止。ピエール瀧の逮捕からの上映中止粉砕、そして徹底的に煽った宣伝と、オンラインサロン系のギラギラした宣伝で話題になった作品。正直、不安で
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ヴァン・ゴッホ(1948年製作の映画)

2.5

【アラン・レネデビュー作はゴッホ映画】
今週末のゴッホ映画トークショーでは、時間の関係でほとんど話せないので、ここで書きます。

今となっては、『去年マリエンバートで』や『二十四時間の情事』と厄介難解
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イラン式料理本(2010年製作の映画)

4.0

【イランのyoutuberかな?】
最初、うっかりYoutubeでも開いてしまったのかと勘違いしました。というのも、おばちゃんが「さて料理を作るわよ」とクッキングを始めるのだが、そのスタイルがyout
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ハート&クラフト(2011年製作の映画)

3.5

【エルメス製品ができるまで】
ブランドとは無縁の映画オタクであるブンブンからすると、エルメスは『電車男』のイメージでしかない。そんなブンブンがひょこんなことからエルメス公認のドキュメンタリーDVDを入
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ゴッホ(1990年製作の映画)

3.5

【テオとフィンセントに迫るゴッホ映画】
※トークショーでがっつり話すので短評

アルトマン版ゴッホは、テオとフィンセントの仲について掘り下げています。テオ目線で描かれるゴッホはとある映画を思わせます
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炎の人ゴッホ(1956年製作の映画)

3.5

【ゴッホ初心者にぴったりな作品】
※トークショーでがっつり話すので短評

本作はゴッホを知るのに一番向いている作品です。色彩に拘るヴィンセント・ミネリがゴッホの半生の美味しいところを紹介します。

ヴァン・ゴッホ~最期の70日~(1991年製作の映画)

5.0

【上級者向けゴッホ映画】
※トークショーでがっつり話すので短評です

本作はゴッホ初心者、ゴッホ映画初心者ガン無視の作品です。

なんたって、《ゴッホ映画あるある》を片っ端から破壊していくスタイルなの
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バスキア(1996年製作の映画)

3.5

【シュナーベル監督が『永遠の門』を撮るのは必然だった】
今週末にトークショーでジュリアン・シュナーベル監督作『永遠の門 ゴッホの見た未来』について語るので、監督デビュー作の『バスキア』を観てみた。ジュ
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私の20世紀(1989年製作の映画)

4.2

【A面:引き裂かれた二人のマッチ売りの少女/B面:エジソンの発明物語】
広場に人々が集まる。すると、ぼわぁと眩い恍惚の点々が浮かび上がるのだが、フッと消えてしまう。人々は文句を言うと、再び恍惚な灯りが
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ノベンバー(2017年製作の映画)

5.0

【車輪が牛を誘拐して大爆発?異次元のエストニア映画】
親友であり、映画超人のKnights of Odessaさんが2018年映画ベストテンに挙げていたエストニア映画『ノベンバー』。アカデミー賞エスト
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ポール・サンチェスが戻ってきた!(2018年製作の映画)

2.5

【もう一つの『ブラック・クランズマン』】
アンスティチュフランセの特集上映で観てきた。カイエ・デュ・シネマベストテン2018で5位に輝いた作品。監督のパトリシア・マズィは日本では知られていないのですが
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カペナウム(原題)(2018年製作の映画)

3.5

【これは貧困ポルノなのか?】
カンヌ受賞、アカデミー賞ノミネートと快挙を成し遂げた作品であるのだが、ブンブンは観る前から地雷映画なのではと不安でした。というのも、仏批評家の間では有力メディアがこぞって
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PRINCE OF LEGEND(2019年製作の映画)

4.9

【爆走する骨組みだけのミニ四駆に興奮!!】
《王子が大渋滞》

このパワーワードを聞いたのは、昨年10月のことだった。セレブ王子、ヤンキー王子、メガネ王子、バンドマン王子etcが美女を巡ってバトルする
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僕はイエス様が嫌い(2019年製作の映画)

3.5

【ジーザス・クライストは本当にスーパースターなのか?】
日本公開5/31(金)の『僕はイエス様が嫌い』、ご縁ありまして試写で一足早く鑑賞させていただきましたので感想を書いていきます。

本作は、青山学
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ウィーアーリトルゾンビーズ(2019年製作の映画)

4.5

【ブンブンハブンシガストロミーヲミタ】
2017年『新 感染 ファイナル・エクスプレス』
2018年『カメラを止めるな!』
そして、2019年、、、新たなゾンビ映画の傑作が現れる。

その名も!

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