CHEBUNBUNさんの映画レビュー・感想・評価

CHEBUNBUN

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「チェ・ブンブンのティーマ」管理人
基本ブログの下書き故、ハードコアなレビュー多め。今年のテーマはインド映画とポーランド映画!ブンブンのオールタイムベストはこちら↓
http://france-chebunbun.com/page-127/

映画(607)
ドラマ(0)

キューバ・リブレ(2013年製作の映画)

1.5

【困惑の淵にたち憚るラスボス】
アルベルト・セラ特集上映『鳥の歌』には18分の短編映画『キューバ・リブレ』がついていた。公式フライヤーによると、ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーと彼の映画の常連俳優
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鳥の歌(2008年製作の映画)

2.5

【ブンブンは《寝る損・マンデラ》を唱えた。しかし、目の前は真っ暗になった】
『ルイ14世の死』公開を記念して、渋谷イメージフォーラムではアルベルト・セラ監督特集が上映されている。土曜日に『騎士の名誉』
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騎士の名誉(2006年製作の映画)

3.2

【カメラは『ドン・キホーテ』の世界に密着取材した。しかし、撮れ高はなかった...】
第71回カンヌ国際映画祭クロージングででテリー・ギリアム最新作『ドンキホーテを殺した男(The Man Who Ki
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ピーターラビット(2018年製作の映画)

4.0

【群兎の血が騒ぎだす、、、】
昭和63年、イギリス地方都市で幅を利かせる暴力団・野獣組。残忍なマクレガーとの抗争は、彼の死をもって終焉を迎えた(享年八十歳)。歓喜に包まれる野獣組だったが、ロンドンで玩
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ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)

2.0

【あらすじは読むべからず】
Filmarks試写会にて、6/1(金)公開『ハッピーエンド』『グッド・タイム』に次ぐ、厭な予感しかしない鬼畜監督の誘い映画『ビューティフル・デイ』を一足早く観させてもらい
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ホームワーク(1989年製作の映画)

4.0

【究極の体罰映画】
アッバス・キアロスタミはイラン映画界の巨匠だが、知る人ぞ知る極道監督である。そんな彼の暴力性が垣間見れる作品がこれだ。

宿題をしてこなかった小学生を呼び出して尋問するという内容だ
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ガリレアの婚礼(1987年製作の映画)

3.5

【パレスチナがヤバイので、、、】
今、パレスチナのガザで大虐殺が行われているので、パレスチナの混沌を描いた作品『ガレリアの婚礼』を観てみた。

パレスチナのガレリア。戒厳令が敷かれている中、結婚式が行
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小悪魔はなぜモテる?!(2010年製作の映画)

4.0

【クソ邦題の下に眠る傑作】
今週末、上半期最大の地雷作『ピーターラビット』が公開される。映画ファンの間で、「ダメな方の『ANNIE』監督最新作」と煽られている。しかし、ウィル・グラック監督は、隠れた名
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タクシー・ブルース(1990年製作の映画)

4.0

【カンヌ国際映画祭監督賞受賞!ペレストロイカが良くわかる傑作】
第43回カンヌ国際映画祭、ベルナルド・ベルトルッチ陣営が『ワイルド・アット・ハート』にパルムドールを与えた回。TSUTAYA渋谷店に、そ
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追憶の森(2015年製作の映画)

3.5

【完全日本人向け映画】
カンヌ国際映画祭でボロクソに叩かれたガス・ヴァン・サント映画。

観てみたら、面白いではありませんか。青木ヶ原で自殺しようとした男ミーツ渡辺謙な話。確かに、何故青木ヶ原?と思う
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上海異人娼館/チャイナ・ドール(1981年製作の映画)

2.6

【がっかり】
MUBIでアップされていたので観たフランス合作の寺山修司映画。

監督寺山修司、出演クラウス・キンスキー、編集アンリ・コルピ、さらには『キル・ビル』の美術を手がけた種田陽平が参加している
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孤狼の血(2018年製作の映画)

3.0

【白石監督本格ヤクザ映画】
『日本で一番悪い奴ら』で実話の仮面を被った『県警対組織暴力』を魅せた白石和彌が、またしてもヤクザ映画愛を魅せてくれた。

しかし、今回は確実に白石監督独自の色を出し切った。
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四月の永い夢(2017年製作の映画)

3.8

【陽光が彼女を救い給ふ】
『走れ、絶望に追いつかれない速さで』で注目された中川龍太郎最新作『四月の永い夢』。第39回モスクワ国際映画祭で国際映画批評家連盟賞とロシア映画批評連盟特別表彰の2冠に輝き、ブ
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モリーズ・ゲーム(2017年製作の映画)

2.0

【劣化版『カジノ』】
まず、本作を観た後いわねばならないことがある。松浦美奈さん、お疲れ様です!

本作は台詞の暴力で字幕翻訳者泣かせの脚本家アーロン・ソーキン作品なのだ。しかもアーロン・ソーキン初監
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オーソン・ウェルズの オセロ(1952年製作の映画)

3.5

【演劇を拡張せよ!】
オーソン・ウェルズが完璧主義故に資金難に陥り、なんとかモロッコで完成させた作品。この頃、批評家の間で演劇の映画化は「撮影された演劇にすぎない」と軽視されていたとアンドレ・バザンは
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胸騒ぎのシチリア(2015年製作の映画)

2.5

【テラスハウスかな?】
『君の名前で僕を呼んで』の監督が、アラン・ドロン映画『太陽は知っている』をリメイクしていたとのことで観たのだが、タイトル通り最初から最後まで胸騒ぎしっぱなしの怪作でした。

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ユマニテ(1999年製作の映画)

4.0

【カンヌ3冠!『田舎司祭の日記』の大胆なアレンジ】
カンヌ国際映画祭いよいよ始まりました。それに合わせてMUBIではカンヌ国際映画祭関連作品が配信。なんと、第52回カンヌ国際映画祭でグランプリ、男優賞
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PK(2014年製作の映画)

3.5

【宗教をインフィニティ・ストーンのごとく】
我々日本人はよく無宗教だと言われるが、そんなことはない。天皇誕生日は休むし、クリスマスは祝う、お正月は初詣に行き、人によってはイースターやハロウィンを本場以
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おとぎ話みたい(2014年製作の映画)

4.2

【まさに、おとぎ話みたい】
どうやら、私は山戸結希に恋をしたらしい。

昨年、『溺れるナイフ』を観てあまりに素敵でビザールな青春のナイフに心臓をえぐり取られました。本作を観て、これまた心臓をもってかれ
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失われた週末(1945年製作の映画)

4.0

【山口達也擬似体験映画】
今この時期に『失われた週末』程タイムリーな映画は他にないだろう。カンヌ国際映画祭で最高賞を受賞したビリー・ワイルダー渾身のアルコール中毒映画だ。

先日、日本トップクラスのア
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武曲 MUKOKU(2017年製作の映画)

3.0

【文学を画で魅せる】
旅先のテレビで放送していたので観た。芥川賞作家・藤沢周の小説「武曲」の映画化。本作は、いかに映像で文学を魅せるかに全力を注いだ作品だ。

剣術の才能を覚醒させた男、剣術を棄てた男
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

5.0

【しのぶれど】
しのぶれど 色に出でにけり わが恋は
物や思ふと 人の問ふまで

平兼盛の句が観終わった後の私の頭の中で輝いた。まさに本作は《しのぶれど》な作品だ。これ以上にない美しい景色とピアノ
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パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

2.0

【ちょっと何言ってるか分からない】
GW、母親が「映画観にいこ♪」というもんだから、『君の名前で僕を呼んで』に連れて行こうとしたのだが、「ゲイ映画でしょヤダ」と断られる。甘美な愛の物語だと力説したが、
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Evolution of a Filipino Family(英題)(2004年製作の映画)

1.0

【10時間半の映画を観て、真のゴールデンウィークを過ごしてみた件】
GW...外はバカンス日和。こう言う時は美術館に行ったり、映画館に行ったり、はたまた公園で横になりたいものだが、東京はどこも人、人、
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椿姫ができるまで(2012年製作の映画)

3.0

【GWの優雅なひととき】
今年のGWはまるで『君の名前で僕を呼んで』のように清々しいバカンス日和。こういう日ってアートに触れたくなるが、美術館はどこも混んでいると聞く。

そんな日にNetflixで楽
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ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

3.5

【現代芸術と冷笑】
『フレンチアルプスで起きたこと』でイヤーなブラックコメディを放ったスウェーデンのリューベン・オストルンド監督新作にしてパルムドール受賞作。

パルムドール受賞作といえば、毎回微妙、
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魂を救え!(1992年製作の映画)

3.0

【デプレシャン特集4】
妹にDVDを貸すので、急遽鑑賞。デプレシャンが苦手な私でもそこそこ楽しめ、尚且つデプレシャンらしさが出ている作品だった(個人的に『ジミーとジョルジュ』が一番マシなのだが、あれは
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

2.5

【映画ファンよ、この卒業式に参列せよ】
何も書けない!

観た者が、ネタバレを避けSNSから沢山の人が去った大地で遠吠える。そんな映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』を観てきた。

成る程、
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サイコキネシス 念力(2017年製作の映画)

2.0

【アンチDC、アンチマーベル】
大傑作『新感染』監督がNetflixで作った作品。役所広司似の冴えない男が突如超能力に目覚め、寂れた飲食街の立ち退き抗争と戦うという内容。

DCやマーベル映画を意識し
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二十歳の死(1991年製作の映画)

2.7

【デプレシャン特集3】
アルノー・デプレシャンデビュー作『二十歳の死』。たった50分の中に複雑な人間模様を描き切ったことで、プルミエ・プラン映画祭最優秀ヨーロッパ短篇映画脚本賞受賞、同年ジャン・ヴィゴ
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そして僕は恋をする(1996年製作の映画)

2.5

【デプレシャン特集②】
妹が大学でデプレシャンのゼミに入ったので、急遽秘蔵の本作を観た。実は年末にディスクユニオンのバーゲンで買ったものの、デプレシャンはそもそも苦手だったので4ヶ月程熟成させてました
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リズと青い鳥(2018年製作の映画)

5.0

【La désenchantée chante l'amour...】
鬼才・山田尚子の新作が公開された。山田尚子といえば『映画 聲の形』、『映画 けいおん!』とトンデモナイ傑作を生み出したアニメ映画
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2016年製作の映画)

4.5

【やもめのジョナサン、地獄行き】
去年の秋頃、オーストラリアの友達から、「ソン・ガンホの新作マジ凄いぞ!」と熱いメールを受け取った。

2ヶ月前頃から映画超人が相次いで、『タクシー運転手』は観ろ!と熱
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ダンガル きっと、つよくなる(2016年製作の映画)

3.5

【服従するは我にあり】
日本最強のワンダーウーマン吉田沙保里とも闘ったことがある、インド女子レスリング選手バビータとその姉ギータの実話を基にしたスポ根映画。

しかし、予想していたのと全く違う作品だっ
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

5.0

【ネタバレから逃げて!】
私が情報科教師になっていたら、必ず授業で本作を魅せただろう。テストでも出題しただろう。

本作は通俗なSF映画でもない、オタクを喜ばせるポルノでもない。

しっかり、おもちゃ
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いぬやしき(2018年製作の映画)

2.0

【アニメの下手なZIP圧縮】
『アイ・アム・ア・ヒーロー』に引き続き、ブリュッセルファンタスティック映画祭を制したアクション映画。

実は先日、アマゾンプライムでアニメ版が配信されていたので10話程鑑
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