姉と一緒に鑑賞
竹久夢二を好きな姉と母の影響で選んだ作品
しかしながら、作品全体から「竹久夢二」という男から何を伝えたかったかというのが非常にモヤモヤしている
"ひとりの女性"としては芸術家という男の下劣さを感じたが…
その意図なのかもしれないが、アート的でもなく社会的でもないような🤔
徒然と「芸術家」という男から感じたことを書いてます
※以下ネタバレありです
【その日から止まったままで動かない時計の針と悲しみと】
「僕にとって筆を動かすんは息をするのと同じ」
作家とはこういうものなんだろうか、
たまきという妻と子を抱え、貧困の生活をする夢二
浜辺で"おしまさん"という日傘の着物の女性と出会う
たまきと結婚したのは、たまきというモデルがいないといけない夢二の希望からであったが、乳飲み子を抱えてもなお筆を取らない
着るものを売って飢えをしのぐ生活
女は情で一緒になる
男は夢で一緒になる
その違いをヒシヒシと感じた
芸術家の男性とは結婚したくないしついて行きたくもない
そう感じざるを得ない作品
「いつも綺麗なまあちゃんでいてや」
この下劣な言葉は心に響いた