今ハヤリの一皮剥いたら宗教の話のやーつ。
タイトルでネタバレしてくれているのが良心的。いかにもキアヌリーブスが好きそうなお話だぁ。
旧約聖書の列王記に出てくるイスラエルの王妃イザベルのエピソードを主軸に、新約聖書に出てくる大淫婦イザベル、スペインの女王イザベル１世のエピソードが混ざってますね。更には今アメリカのポエム界に大旋風を起こしているドミニカ系アメリカ人エリザベスアサフェトも入っていそう。
色々調べたので勉強にはなった。
馬に踏みつけられ犬に肉を喰われて死んだイザベルがキッチリそこを排除してるところがポイントでしたね。
映像のことはよくわからないけど、アナ・デ・アルマスが黄色い地下道を歩くシーンを、ど頭に持ってきた方が評価が高くなったんじゃないかなー、とは思ったかな。あと白い人がチープすぎる笑
あ、キアヌリーブスが救いを求めてたアンソニーはドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の「複製された男」という映画の主役を張ってた修道院の創始者大アントニイですね。生涯性欲と闘い続けた聖人。今アメリカは心の底から彼の存在を求めているのだろうなぁ。日本も他人事じゃないよね。
