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フィデル(原題)
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『フィデル(原題)』に投稿された感想・評価

「Fidel - The Untold Story」はフィデル・カストロの90分のドキュメンタリーで、カストロに好意的な内容。カストロの生い立ちからキューバ革命、アメリカとの対立が描かれる。カストロの果たした大きな役割として、小国が帝国主義の大国に対して抵抗するシンボルとされているのは新鮮。カストロ自身は、聖書のダビデと巨人ゴリアテの戦いに、キューバ対アメリカの戦いをなぞらえて、キューバはダビデよりはるかに小さいとしている。また、カストロは、ベトナムに行くのが遅れたためホーチミンにあえなかったのは一生の後悔としていることを紹介。キューバが小国の戦いをサポートする例としてはアンゴラ内線を紹介。

本作では、エリアン・ゴンザレス事件を、アメリカのキューバに対する象徴的な出来事として紹介。マイアミのメディアは、長年、カストロの悪評を流し続け、在米のキューバからの移民に反カストロの感情を植え付けた。それがエリアン少年が父親の許に戻ることを在米キューバ人が反対することに繋がったと解説。キューバに戻ったエリアンと会うのを、カストロがしばらく待って出会った時は、ホセ・マルティのホントチョコレートをプレゼントした映像なども紹介。

カストロが渡米した時に滞在するホテルがなかった時に、ハーレムに滞在をOKしたホテルがあったが、それを何十年も恩義に感じ、ハーレムに愛着を持っていたなど、カストロの人間的な部分も紹介される。

本作ではアメリカCIAが何度もカストロの暗殺を、あらゆる手段で試みたことが紹介される。なかでもケネディ政権をはじめ、米国がマフィアにカストロ暗殺を依頼していたというのは驚き。これらが、元CIAの関係者らの証言や公表された記録によって紹介される。また、1973年にアメリカがチリでピノチェトを後押ししてクーデターを起こし社会主義的な政策を進めていたアジェンデ大統領を自殺に追い込んだ事件をはじめとして、アメリカの暗い政策の歴史も紹介される。

著名人の中ではハリー・べラフォンテとネルソンマンデラの登場シーンが多く、いずれも好意的。他に、モハメドアリ、テッドターナーら、有名人と会う映像も多数収録。私自身、アメリカには20年ほど在住したが、カストロに対する報道はネガティブなもので、ネガティブなイメージを持っていたが、本作では、そうしたイメージが何を根拠につくられていのか考えさせる内容。