「Fidel - The Untold Story」はフィデル・カストロの90分のドキュメンタリーで、カストロに好意的な内容。カストロの生い立ちからキューバ革命、アメリカとの対立が描かれる。カストロの果たした大きな役割として、小国が帝国主義の大国に対して抵抗するシンボルとされているのは新鮮。カストロ自身は、聖書のダビデと巨人ゴリアテの戦いに、キューバ対アメリカの戦いをなぞらえて、キューバはダビデよりはるかに小さいとしている。また、カストロは、ベトナムに行くのが遅れたためホーチミンにあえなかったのは一生の後悔としていることを紹介。キューバが小国の戦いをサポートする例としてはアンゴラ内線を紹介。