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マギーズ・プラン 幸せのあとしまつのmaikyのネタバレレビュー・内容・結末

2.6

このレビューはネタバレを含みます

イーサン・ホークにとにかく苛立った。
「あるなぁ」と思えたから。
あると思う、あの、自分を認めて欲しい、愛されたい欲求からの流れ。
現状のフラストレーションからの流れ。
だからこそ出だしから辛かった。エンディングが予測できたことが辛かった。

ただ、マギーのように自分の生きたいように生きるスタンスを発信できる。
というのは良いなと思ってみていた。
ただやっぱり、「正直に生きる」ってことと、「暴力的な意味の正直さ」は別物だと思うので、そこは改めて考えた。

だからこそ、「変わっている」「純粋ね」みたいな言葉が出てくることにはすこし疑問を持った。
彼女が彼女として生きている良い部分、疑問を持つ部分が、社会から見て、というある種一辺倒な視点で語られることが嫌だった。
けどそれが重要な部分として描かれていると思うので、まんまとその通り観ていた。

引っかかる言葉が出てきて「?」と思ってしまう自分だから、辛かったのかもしれない。

途中すこし寝ていたので、ちゃんと全貌や意図を把握できてるかわからないけども…。

色合いや、部屋、服装などが可愛くて癒された。
あと、ピクルスのガイ。
彼が最後映ったことで、気持ちが「ははっ」となれた。
ありがとう、ガイ。

あと、友人の男性がとにかくいいやつすぎた。あんな風に子どもの部分と、大人の部分と、持ち合わせて生きれたらめちゃくちゃいいな。
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