キシマ

ショコラ 君がいて、僕がいるのキシマのレビュー・感想・評価

3.2
君がいて、僕がいるって言うけれど、本当にそう?
このタイトルだと、あたかも相棒同士、手を取り合って困難を乗り越えた話のようなのに、全くそんなことはありませんでした。フティットは添え物であって、タイトル通りショコラの話です。

フティットはショコラを支え続けたというけれど、正直情けは人の為ならずな気しかしません。作中にもあったけれど、ショコラといればお金儲けができるからでは?刑務所に入ったときに面会にも行かなかったのはなぜ?最期に看取るようなシーンがあったって、正直覆せない沼があるように思います。

正直に言えば、ショコラが荒波に揉まれながらも世間から認められて、成功を収めて大団円を期待していました。ところがまさかピークは途中に来て、下り坂のまま終わるなんて。きっと盛り返すだろうと期待しながら見続けてしまっただけに、尻切れトンボというか、拍子抜けしました。最後、端折りすぎでは?
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