ショコラ 君がいて、僕がいるの作品情報・感想・評価・動画配信

「ショコラ 君がいて、僕がいる」に投稿された感想・評価

JohnNY

JohnNYの感想・評価

3.5
A 3.5
フランスの白人と黒人のピエロコンビは一世を風靡したが嫉妬と差別と傲慢さで落ちて行く
Tinscow

Tinscowの感想・評価

3.4
サーカス出身の道化の栄光と挫折。
わかりやすくてドラマチックなストーリー。
現代のお笑いコンビのそれにも近いものを感じると思ったら、実話だったんですね。

道化に徹することがどれだけ大変か。特に舞台を離れているとき。
志村けんのことが浮かびました。
未来

未来の感想・評価

-
道化師という存在の空元気感が甚だ痛々しく思え、頭の中でラヴェルの「道化師の朝の歌」が鳴り始めた
Shimogai

Shimogaiの感想・評価

3.8
サブタイトルが、チャーリー浜?(笑)
フランス初の黒人芸人ショコラと彼の才能を信じる白人芸人フティットのコンビ愛を描いた作品。ショコラに目が行きがちだが、相方フティットの演技が秀逸。演じてる役者はチャップリンの孫らしい。
19世紀末フランスに実在した初の黒人道化師の人生を描いた映画。オマール・シー演じるショコラを支える白人道化師役のジェームス・ティエレはチャップリンのお孫さんだそうです。運と不運、差別と名声、誇りと傲り、栄光と挫折、笑いと哀しみが表裏一体のオセロのように入れ替わって行く話です。素晴らしい映画でした。rotten tomatoesでまさかの100点。
サーカスになぜこんなにも惹かれるのだろう。目の前で人が全力で虚構を演じるところにロマンがある。

黒人に間抜けな役をやらせたり、からかったりおとしめたりして笑いが生まれるのを見て、何で笑えるかは時代背景によって大きく変化するものなんだな。

そんな関係性を逆手にとった白人と黒人のコンビは斬新だったろうな。

最後にちらっと本人らの映像が見れて嬉しい。

ドラマだから仕方がないとはいえ、舞台の本番中に役を降りる場面が多かったのが気になった。
チャップリンの実孫、ジェームス・ティエレ目当てで観た!20世紀初頭の華やかで汚いショービジネスの世界の「光と影」を見ているだけでも充分楽しんで見られる。

でも内容は重い。100年前のフランスの大衆文化、その中で芸人として生きた人々の生き様と、1人の黒人男性の意識の変革、差別の歴史を見せることが主たるテーマ。
みんと

みんとの感想・評価

3.7
フランス史上初の黒人芸人ショコラと彼を支え続けた相方のフティット。彼ら芸人コンビの光と影を描いた感動の実話。

20世紀初頭、仕事を求めサーカス一座を訪れたフティットはそこで人喰い族を演じるショコラと出会い彼に才能を見出しコンビを組むことになる、、、

まだまだ人種差別の根強い時代、フティットはそれを逆手に取りショコラと共にその名を歴史に残した。人気を博す一方サーカス仲間からは妬まれ嫌がらせを受けたり、ショーではお尻を蹴られ、どんなに有名になろうと周囲からの屈辱的な態度に変わりは無かった。

ショコラ役オマール・シーの道化師としての肉体的アプローチが素晴らしい。そして人種差別に翻弄され芸人としても一人の人間としてもアイデンティティに揺れ動く心理描写が見事だった。人懐っこい笑顔の裏の悲しみがひしひしと伝わってくる。

更には相方フティットを演じたジェームス・ティエレはチャップリンの実孫と言うから驚き。
チャップリンさながらの圧巻のパフォーマンスは色濃く引き継がれたDNAを強烈に感じるところだった。

ルーツも演技スタイルも全く違う2人の化学反応がそれは鮮やかで、劇中での「フティット&ショコラ」の正反対なキャラと見事にリンクしていて鳥肌ゾワゾワ!

とは言っても同じ土俵で戦うプロの芸人同士。ショコラの並外れた才能と人気に嫉妬交じりの複雑な思いを抱くのもやむを得ないところ。一度は離れ長い確執の期間を経て、それでも尚 通じ合う絆の深さはかつて同じ夢を見たもの同士だからこそ。

不器用ながらも二人のコンビ愛や絆の強さを思うと まさしく『最強のふたり』と言える作品だった。
ヒロ

ヒロの感想・評価

4.6
ただのコメディ映画ではなく重めのストーリー。

現代のコントとは笑いの方向性が全く違うが、当時としては斬新で革新的だったんだろうな。

色々すれ違ったけど、コンビ愛に溢れていて、この二人も最強のふたりだな。

このレビューはネタバレを含みます

今なお続く差別との戦い。そのはじめの一歩を描いたこの作品。劇中様々な場面でズレが見られる。フティットは練習し努力の結果、道化を演じ観客を笑わせる。一方、ショコラは賭博に興じ車を乗り回す。それでも舞台を見た観客は笑っている。ショコラは道化を演じていたのか。オセロを演じた彼に対しての反応がすべてを物語っているように思う。
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