ショコラ 君がいて、僕がいるの作品情報・感想・評価

ショコラ 君がいて、僕がいる2015年製作の映画)

Chocolat

上映日:2017年01月21日

製作国:

上映時間:119分

3.6

あらすじ

20世紀初頭のフランス。白人芸人フティットと黒人芸人ショコラによるかつてないコンビがサーカスで人気を呼んでいた。パリの名門ヌーヴォー・シルクの専属となった彼らは一世を風靡するが、人種差別の苦しみから逃れるようにショコラはギャンブルに狂っていく―。奴隷の子として生まれ育ちながら、フランス史上初の黒人芸人としてスターに登りつめたショコラと、彼を支えつづけた相方のフティット。トゥールーズ=ロートレック…

20世紀初頭のフランス。白人芸人フティットと黒人芸人ショコラによるかつてないコンビがサーカスで人気を呼んでいた。パリの名門ヌーヴォー・シルクの専属となった彼らは一世を風靡するが、人種差別の苦しみから逃れるようにショコラはギャンブルに狂っていく―。奴隷の子として生まれ育ちながら、フランス史上初の黒人芸人としてスターに登りつめたショコラと、彼を支えつづけた相方のフティット。トゥールーズ=ロートレックの絵のモチーフとなり、映画の祖・リュミエール兄弟の映画にも出演した伝説の芸人コンビの人生を描いた感動の実話。

「ショコラ 君がいて、僕がいる」に投稿された感想・評価

Hayato

Hayatoの感想・評価

4.7
なぜか終始ドキドキしながら見てた。表現者の綱渡りの人生に対するハラハラかもしれない。派手じゃない展開なのに常にどこか一つでも歯車が外れたらボロボロになりそうになる予感が緊張感を増幅させていたように思う。葛藤や人間関係を超えてエンターテイナーは文化を作って人を楽しませてくれているんだよなぁ。最後は栄光の時代を過ごした2人の世界に感動した。
MODS

MODSの感想・評価

3.5
明るい話になるかと思ったら、不憫な話だった。
全部時代が悪いんだ。

そういう直接的描写はないけども、フティットは同性愛者の気があったのかな?
考えすぎとも思えるけど、端々でなんとなく思ってしまった。
月tomoki

月tomokiの感想・評価

4.0
卒論の執筆に当たって研究の視点として取り上げた研究書の映画版。フランス初の黒人芸人のショコラと白人芸人のフティットのコンビ芸から、当時のフランス社会の黒人に対する意識や見方をうかがい知ることができる。しかし、ショコラは大勢の前で笑われることでフランス随一の人気芸人に上り詰めた。この作品を通して、「笑いとは何か」を考えてもらいたい。
つみき

つみきの感想・評価

2.4
チャップリンの実孫ジェームス・ティエレの表情がどれもどの瞬間も良かった。
特に客前で芸をしてるときの表情。DNAって凄い!チャップリンみがありすぎ。

2人の道化師でどんな芸をするのか、これで何が笑えるのか…と思ったけどなるほど。
トムとジェリー的なね。そう考えればわかるし面白い。

でもやっぱり黒人ショコラを痛めつけて笑う白人にはなんかがっかりしちゃうし、ショコラは自堕落すぎ…
もっと感動的なバディ物のサクセスストーリーを予想してたから肩透かし。
たつこ

たつこの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

「最強のふたり」と重ねてしまう😢
でもこちらは最強なのに訣別してしまうふたり😭
人気が出て傲慢になっていくショコラは元々ギャンブル好き。
一方フティットは真面目で贅沢は一切しないお堅い性格。
お互いを必要としていたはずなのに少しずつ歯車が狂い初めてショコラは破滅へと…。
この時代の人種差別の酷さを思うと名声を得てはいるものの、お笑いでなく演劇で人に認められたいと考えたショコラを責めたくない😢
エンドロール直前の実際の映像には涙でした😭
nobu

nobuの感想・評価

3.5
差別が当たり前な時代の「笑い」。
そんな中で一生懸命笑いの世界で生きようとする二人。
とてもリアルな映画でした。
白人と黒人、悲劇と喜劇、富と貧、主人と奴隷。分かりやすい二項対立は時代背景が表す象徴なのかもしれない。

道化というモチーフを通して当時のパワーバランスが色濃く表されていたし、後半になるにつれ意識の変化があったショコラの行動には、有色人種への差別に対する痛烈な反骨精神だったように思える。

ショコラとフティットの人気が出ていたのも、サーカスを通して黒人と白人の優劣関係を再認識できる目印になっていたからだろう。
その証拠に、いつも蹴られるのはショコラであり、愚かな道化として演じるのもショコラ。
ポスターに印刷された人の顔をしていないショコラの絵はひどく痛々しく見えた。

ゲットアウトに続き、またも差別的な映画。
エンドロール前に流れる、当時の映像に映る2人がとても印象的でした。
みそ

みその感想・評価

3.0
本来笑うポイント?であろう2人がうまくいっているときの芸すら差別強くて笑えなかった。時代が違ったら笑えていたのだろうか、わからない。総じて、ポスターから想像できないような、かなしい話だった。一緒に見に行ったダーリンとも「なんかちょっと違ったね…」と微妙な空気になってしまった。
エンドロールで流れる実際の映像はとても良かった。
こまち

こまちの感想・評価

3.7
綺麗な物語になってないところが、物足りなさでもあり、リアルでもあるのかな、と。

ジョルジュは1度落ち目を見てるから慎重になりすぎるし、ショコラは自分の力(だけ)で切り開いてきた気になってるからジョルジュが目の上のたんこぶのように感じてしまう。

時代が違えば舞台に出たことによって新しいショコラの人生が待っていたかもしれないのに。とはいえ、賭け事でお金に振り回される側面はもとからあったみたいだし、結局はなるようになった結末だったのかな。

多くを求めずにいれば…と思うけれどショコラが求めたものは多かったのかな?
感動系♡を想像していたのだけれど割とシリアスなお話でした。

このレビューはネタバレを含みます

音楽がいかにもフランス映画って感じ。もっとコミカルなのかと思ったけど結構真面目な映画だった。冒頭に出てくるカミーユって女の子(修正はしない)が中々可愛いんだけど意外にもストーリーに絡んでこないっていうね。

雰囲気も役者さんも撮り方も好きなんだけどパートの配分が悪くて何をメインに描きたかったのかボケてしまったのが残念。

最後には端折って、お前ら感動してくれよな!って感じで終わってしまう。色々惜しい映画。
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