広島カップ

ショコラ 君がいて、僕がいるの広島カップのレビュー・感想・評価

4.0
20世紀初頭のフランスに実在したコンビのコメディアン、フィティット&ショコラの誕生から別れまでを描いた実話。
二人はまだ人種差別が根強よい社会状況において初の白人と黒人のコンビ。名前から読めますけどショコラの方が黒人。
当時の社会状況下で二人が過ごした波乱万丈の芸人生活を描きます。

観る前に解説をされなかったとしてもなんとなく感じるのがフィティットをやっている役者にチャールズ・チャップリンの匂いがプンプンすること。
ジェームズ・シエリーを初めて観ましたが顔立ちもそうですが身のこなしもそっくりです。彼はチャップリンの孫、こんなに似るものかと思います。
二人が初めてコンビを組んで地方廻りのサーカス一座で笑いを取ろうとしているシーンはチャップリンの『サーカス』(1928)がフラッシュバックしてしまいます。

「君たちがいて、僕がいる」ってチャーリー浜でしょ?邦題をつけた人もチャップリンを意識しているかな?
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