聖の青春のemediaのレビュー・感想・評価

勝たなければ意味がない
こう言って聖は戦う

憧れ尊敬するひとがいることで
常に自らの位置を意識できる
聖にとって羽生 善治という名匠は
他とは一線を画していることが解る
二人を繋ぐものは将棋のみ

生き急いだようにも思える
駒の音が響くたび
聖の命を削っていることを
「人生」とは呼ばずに
「青春」とした作品である

「牛丼は吉野家」らしい

将棋の知識がないまま鑑賞
奇しくも試写を終えた日に
羽生 善治棋聖の師匠として知られる
二上 達也氏の訃報を聞く

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