せい

スイス・アーミー・マンのせいのレビュー・感想・評価

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)
4.2
無人島に打ち上げられた死体が実は万能で、おならで水の中を船のように進めたり、火を起こせたりするというトンチキな設定。そしてその死体役をダニエル・ラドクリフがやっているという点でかなり興味があって、ずっと見たいと思ってた。設定が設定なだけにちょっと馬鹿にしてたのだけど、まじで最高な作品だった!私これ凄い好きだ!
ご飯食べながら見てたけど見入ってしまって箸が止まるくらい私にはハマった。
おならのネタとか、好きなことの日常を再現するために女装したり、バスの車内を忠実に再現するために森のもので代用したり、やってることはクスリと笑えてしまうようなことばかりなのだけど、それがいい。
ふたりの、友情とも愛情ともとれる関係が心地よかった。ふたりにとって確実にあの時間が全てだった。
もっとふたりでいるのが見たかったなあ。
車内の再現シーンとか、ふたりで踊るシーンとかMV見てるみたいで綺麗だった。
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