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スイス・アーミー・マンのHAMUのレビュー・感想・評価

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)
3.4
序盤からハリーポッターのケツが拝める怪作。やってることは下品でしょうもないことなのに雰囲気が明るい作品では無いので爆笑コメディではないのかな。とにかくシュールな作品でした。

本作のダニエル・ラドクリフの存在が謎すぎていろんな見解があるようですね。ハンクの幻覚説だったり。またはハンクがネクロマンサー説だったりなど。うーん何なんでしょうか。幻覚にしては物理的に影響及ぼしすぎだし....個人的にはメニーはもう1人のハンク?だったんじゃないかなと思います。首吊るまえのハンク?だからこそ放っておけない存在であり、また人生を分かち合うことで新しい生き方に目覚めたのかなと思いました。わからんけど。

この映画のテーマは「死に直面したからこそ見える新しい人生」だと思います。死に直面した後だからこそ、人生で後悔していたことがしょうもなく見え、乗り越える。その先に新しい人生がある、ということかなと思いました。原恵一の「カラフル」と似てますね。あれもいい映画なのでオススメです
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