無彩

スイス・アーミー・マンの無彩のレビュー・感想・評価

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)
2.5
凡作。

ダニエルズ監督の最新作『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』を鑑賞した流れでこちらの映画も鑑賞。

映画終盤、死体であるメニーが意思を持ち、映画に不穏な空気が漂い始めてからやっと映画に没頭できるようになった。それまでは、表現のアイデアは面白いと思うところがあるものの、あまり集中力が続かなかった。
 
全体としては、世界観や映画のノリはB級ものに近いのに、A24の力なのか、おしゃれにまとまっている。

ただ、理解不能な結末や露悪的なノリを含めて、自分としてはあまり乗り切れず、やはりB級的で平凡な作品としか思えなかった。


メモ
ハリーポッター時代のダニエルとの落差に驚く。
無彩

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